|
こちらは閑中閑ばかりといった状態で、天気が悪くて木曜を金曜に順延したって何の問題もない。すると、忙中閑ありの山の絵描きさんが久しぶりに都合がつくとはうれしい。ご近所のおふたりも都合がついて、総勢4人での山歩きとなった。
むろん絵の描ける山がいいだろうというので、ついこの間行ったばかりの饅頭峠南稜にまた繰り出すことにした。他の皆さんもここは初めてだからいいだろう。少々登り方を変えて、私自身の興味も満足させることにした。古い踏跡を追う、初めての登路はなかなか風情があった。
順延した甲斐のある好天になった。大風が吹くとの予報も、さほどのことはなく、風がない斜面を登るときには上着は不要だった。
展望は上々、スケッチタイムを兼ねた長い昼休み、絵描きさんは一心に絵筆をはしらせ、オジサン3人は誰気兼ねない放談で気炎を吐いたのだった。ながく同じ場所にいると、甲斐駒から湧いて出るような雲の変化がおもしろい。のんびりしました。
|
|
|
|