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普通なら年度初めをオープンとするのがキリがいいのですが、たまたま今年の3月30日が土曜日にあたるというんで、観光地としては、新装オープンの日をその日にしたのでした。
新装といっても、部屋を空にしたというだけのことで、画家の皆さんにおんぶにだっこです。我々であらたにしたことといえば、絵をかけるためのレールの設置と照明くらいです。最後まで手付かずだった廊下の照明も、夜しか使わなかった宿泊者用のままというわけにもいかないので、工夫して昨日取り付けました。
学生時代、田舎の小さな町にも2軒のジャズ喫茶があって、その1軒で、私に雇われマスターをしないかという話があったんです。結局うやむやになりましたが、もしそうなっていたら、おそらく大学なんかやめてしまって身を持ち崩していたんじゃないかなあと思います。でも、ずっとそんなことができたらなあという夢想はあったんです。
今どき、昔のようなジャズ喫茶というわけにもいきませんが、自分のなかでは山がらみが下火になった今、喫茶室ではBGMにジャズを鳴らすのを許してもらって、長年の希望だったジャズ喫茶的な雰囲気も出せたらなあと思っております。JASRACへの申請も済ませました。
なお、ジャズ喫茶といえば高価なオーディオ機器がはずせませんが、私が目指しているのは、いかに安上がりにまともな音を出すかなので、昨今の、あまりにもインフレ的なオーディオにはまったく与しない立場です。
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