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No.7106 への▼返信フォームです。


 FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>引用
      2024/08/04(日) 09:43  No.7106
 
 
明日の月曜日が今月最初の放送です。

今回はせめてもの納涼をと、上田哲農『日翳の山 ひなたの山』から「岳妖」を取り上げました。昭和15年の冬、東北の朝日岳で起こった世にも怪奇な遭難実話です。

 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..やまんば     >>
        2024/08/05(月) 20:09  No.7107
 
 
夜になってから,じっくり放送を聴くことが出来ました。長沢さんに、かつがれたの??
体力の低下に伴って,脳の働きも鈍くなっているに違いありません。
ぞくぞくしながら聞き入り、最後は楽しく「あ〜.またやられたあ!」
山に関する本は,ごく僅かしか読んでいません。今回取り上げられた朝日岳の遭難のことも,全く知りませんでした。50代の頃に、朝日連峰を縦走して朝日鉱泉に下山しました。そんな時に、本を読んでいたのなら,更に思い出深い山行になったことでしょう。その山行では、神戸のN女史さんもご一緒でした。遅まきながら,もう登れなくなった高い山々に関する著書を読むのも,これからの楽しみになりそう。ロッジの本をお借りしたいです。これからも,放送でとりあげてくださいね。

 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..鉄人M     >>
        2024/08/05(月) 21:19  No.7108
 
 
故富田さんの、あの"張り"のある美声による局案内アナウンスから始まる放送でした。

さて、今回披露された長沢さんの怪談にまつわる実体験は、果たして、どこまで信じて良いのやら…
30年前の西穂"韋駄天"氏に今回、車山で再会されたのですよね?

まぁ、そんなことは置いといて…
米ジェリー・ゴールドスミス、伊ニーノ・ロータ、映画音楽の巨匠二人作からの挿入4曲は、耳に馴染んだナンバーばかりで、思わず一緒に口ずさんでしまいました。

🌅「太陽がいっぱい」の、あの衝撃的なラストシーン、まばゆいばかりの陽光に照らされたマリンブルーの美しさは、今も瞼の奥に焼き付いています。

来月の中村さんご出演、本当に楽しみにしております。

 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>
        2024/08/06(火) 07:45  No.7109
 
 
「信ずる者は救われる」と聖書に書かれているというではないですか。要するに、疑心なく日々を送る者に、おのずと幸いは訪れるのであります。

「書斎の岳人」なんて小島烏水の本がありました。かつてのように山に登れない年齢になっても、我々には先人の残した豊かな山岳書の世界があって、それを楽しめばよろしい、といったことなんでしょうかね。

とはいえ、それも実際の山の経験が豊富であってこそ。その点では、やまんばさんなんかは全国の山に足跡を印していて、本の中でも十分に楽しめそうですね。

 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>
        2024/08/18(日) 18:09  No.7113
 
 
明日が今月2度目の放送ですが、番組内でかけた『太陽がいっぱい』のテーマ曲を紹介するときに、「アラン・ドロンの映画は失礼ながらこの1本あればいいんじゃないか」と言いました。ま、それほど決定的な1本ということです。

今日、そのアラン・ドロンが亡くなったと聞いたので、明日の放送を前にして、少々感慨を持った次第です。この映画、犯罪映画としてはけっこう粗があって、これはないだろうよ、といったことも多いのですが、アラン・ドロンの魅力一発でそんなものは吹っ飛ばしてしまうところがすごい。

のちに『リプリー』(99年)というリメイク作があって、これも面白く観ました。ここではアラン・ドロンの役、すなわちトム・リプリーをマット・ディモンが演じていて、アラン・ドロンに殺されるモーリス・ロネにはジュード・ロウが配役されている。

この配役が面白いところで、つまり、絶世の美男が演じる方が入れ替わっているんです。この映画でのジュード・ロウは、まあ、アラン・ドロンには及ばないにしろ、相当な美男ぶりなんです。一方のマット・ディモンは、ご存じのとおり、見た目で勝負する俳優ではない。

話の内容からすると、『リプリー』の配役のほうがより現実的で、しかし、映画というものには夢がなくてはいけません。

『太陽がいっぱい』はいっぱい観たので、今宵は『リプリー』を久しぶりに再見してみようかと思っております。

 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>
        2024/08/19(月) 08:46  No.7114
 
 
というわけで、十数年ぶりに『リプリー』を観ました。観ようと思えば家にいながらすぐに観られるのが現代のありがたいところではありますが、映画の有難味がなくなっているような気もします。

吉行淳之介が淀川長治に『太陽がいっぱい』がホモ映画であることを教えられて驚いた話を読んだことがあります。淀川は映画の文法的にそうなのだと言ったのでしたが、実のところ、淀川にその気(ケ)があったのでわかったのかもしれません。当時としては、わかる人にはわかるくらいの暗喩だったでしょうから、わからないのも当然でしょう。むろん私なんかにはさっぱりわかりませんでした。

『リプリー』はその点、あからさまなホモ映画で、これは時代というものでしょう。内容は9割方忘れておりましたが、リメイクであれば筋はわかっているので、新鮮味という点での面白みはない。それを差し引いても、やはり前作を越えることはできないなと感じました。これはリメイク作品の宿命でもあると思います。

脚本としては『太陽がいっぱい』よりはずっといいのです。特に、犯罪を隠すがゆえにウソを重ねて窮地に陥っていく主人公の様子がいい。『太陽がいっぱい』ではそのあたりが少々能天気でしたからね。

鮮やかな結末、美しい音楽、それらに欠けるのが元の映画を越えられない要因なのは明らかにしても、計算したわけではなく、偶然によってかもしだされるものに差があるように思うんです。ま、そんなことがわかるなら映画作家は苦労しませんわな。

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