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一昨日(7日・土)の放送を、拝聴いたしました。
まずは、毎回とても楽しみにしている挿入曲3曲について… う〜ん、長沢さん曰く「いかにもジャズ的で、リズムよりも"間の取り方"に注目してほしい」ナンバーでした。 毎回聴くことが出来る、ドラムのワイヤーブラシさばきが今回も(特に2曲目で)誠に秀逸で、2024年放送の掉尾を飾るにふさわしい見事な選曲だったと思います。
"星の文学者"野尻抱影の著書は私、読んだことはありませんが、麓を描いた山の紀行文作家としては第一人者であることを、長沢さんの言から認識しました。 町や人や風物に、日本独自の"ゆかしい色"を多数添えて文章のみで表現することには、突出して秀でていたとのこと… この、日本の"ゆかしい色"について、私もハッと思い出した文面がありました。 「八ヶ岳の大きなのびのびとした代赭色(たいしゃいろ)の裾野…」 堀辰雄『風立ちぬ』の一節です。
そして明年1月の放送では、すがぬまみつこさんが(満を持しての…)ご登場!! もう今から、「待ってました」とばかり、心ワクワク躍らせて楽しみにしております。
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