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4月には甲府の北山を歩くのが長年の慣習になっている。高冷地に住む身にとっては、いち早く新緑の山を楽しみたいという願望があるからで、麓から広葉樹に覆われた甲府の北山はどこへ行ってもその期待に裏切られることはない。
今年はどう歩こうかと考え、緑ヶ丘スポーツ公園を基点に、湯村山、八王子山と、いつもは時計回りに歩くのを逆にたどってみることにした。逆コースは初めてである。
毎度見慣れた山の色は今年も同じくすばらしかった。山径に入り、登りが続くようになって体調が悪くなったので計画を変更することにした。緑ヶ丘にいったん戻って車で千代田湖へ上がる。
八王子山直下の、甲府盆地を見おろす岩場で昼休みとしたのち、今回のもうひとつの目的だった白花のイワカガミを見に行った。わずかに盛りを過ぎているようにも思ったが、まだまだ見ごろといっていいだろう。これだけの群落なのに見に来ている人はひとりもいなかった。
参加の皆様、お疲れ様でした。
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