|
横浜YYさんたちとの初夏の山歩きも、もう20年近く続く恒例になっている。今回は天気予報が悪くて、緑の中をドライブでもすることになるかなと思っていたら、前日の予報ではまずまずの好天になって、それならどこか歩きましょうかとなった。
あまり上り下りのない道をのんびり歩ければ十分だということなので、行き先は霧ヶ峰、それも、もっとも上下の少ない、グライダー場周回コースとした。
しかし、これは全く同じメンバーで去年の秋に歩いている。だが季節が違えば、まるで違う風景になるのが日本の山のいいところである。それでも去年とは逆まわりにして、多少なりとも変化をつけることにした。
夏が最盛期の霧ヶ峰は、ニッコウキスゲが咲きだす前は静かなものである。広大な風景の中に人影はまったくない。昼休みは定番の薙鎌神社、うるさくないほどのハルゼミの声を聴きながら、もう夏のような雲を眺めた。
|
|
|
|