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久しぶりに名古屋のNさんが参加、山歩きをしてそのまま帰名するというので、季節的にも位置的にもどうしたって中信高原のどこかへとなる。
車が2台あるので、うまく活用できるルートを考えた。ありとあらゆる選択肢があるなかで、結局、車山に登ることにしたのは、どうやら天気もまずまずのようなので、霧ヶ峰第一の展望を楽しむことにしたのである。登りはごく簡単に肩からとしたが、下りは一般道から分水嶺の稜線に入り、諏訪隠しを経ることにしたのが、少々工夫したところだった。
Nさんにとっては、若き高校教師のとき、林間学校で生徒を引率して以来の車山だとか。中信高原界隈はNさんともさんざん歩いたけれども、いかにも観光地の車山を木曜山行としては敬遠していたのだった。
登山道や頂上では、大勢の中学生と遭遇もしたが、それでも広い頂上ではさほど気にならない。雲は多めとはいうものの、とおく北アルプスも望め、登ってきた甲斐はあった。立派な椅子が新調された広いテラスでひとしきり南側の風景を楽しんだあと、北側にもあるテラスで長く休んだ。
今年は、レンゲツツジがわりと当たり年に感じる。白樺湖の上あたりでは今や盛りだった。これからの1週間くらいで、もっと上のほうまで花盛りとなるのではないだろうか。
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