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No.7071 への▼返信フォームです。


 FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>引用
      2024/06/30(日) 10:29  No.7071
 
 
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この掲示板で、直前の話題が今月の放送のことなのだから、えらく間があいたものだとジクジたる思いです。ま、山に行っていないのだから書くこともないというわけです。これから、山に行くこともますます減りそうですから、他の話題も投稿しなければいけませんね。

明日が7月最初の放送で、今回は、山とかかわりのある映画について話しました。話題のひとつにした、黒澤明監督の『用心棒』のタイトルバックには鳳凰三山が見えます。現在の甲斐市双葉町で撮影したというんですね。

山の形は変わりませんが、植生はずいぶんと違いますね。鳳凰山手前の、千頭星山から御所山にかけての稜線は、いまでは雪が降ってもこんなに白くなりません。

番組の中でも話しましたが、熱心な人がいて、ロケ地の考証をしているんです。ラジオで伝えられることは限られるので、こんなものを見てもらえば、より面白いかと思い、紹介します。

https://plaza.rakuten.co.jp/1977816/diary/ctgylist/?ctgy=2&scid=we_blg_pc_lastctgy_more


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>
        2024/06/30(日) 10:42  No.7072
 
 
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また、『男はつらいよ』の第10作「寅次郎夢枕」では北杜市明野町や韮崎市で撮影しています。

寅さんが旅先で立ち寄った旧家で、商売仲間がその家で急死したことを知ります。身寄りもない彼をその家の人が近くに葬ったというんです。で、その墓へ寅さんがお参りをすることになります。その場面、そして、その前後の一連の明野町の風景のバックにはビバルディの四季が流れているんですね。墓のうしろには夕暮れの甲斐駒がありました。他の「男はつらいよ」にはない、えらく心象的なシーンだと思います。

そうそう、映画に出てくる旧家の長屋門が、韮崎市穂坂町三ツ澤にあった平賀文男の家のそれであると言えば、興味を覚える人があるかもしれません。あまりに細かいことになるので、それについては番組では話しませんでした。私がこれを知ったのは、樋口清作さんの『平賀文男ノート』(白山書房)でした。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..鉄人M     >>
        2024/07/01(月) 21:41  No.7074
 
 
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7月第1回目の放送を、本日拝聴いたしました。
非常に断片的、かつ取りとめもない感想で、本当に申訳ないのですが…

まずは、旧友にして山友でいらっしゃる名古屋のNさんの出演を心待ちにしております。
リスナーにとって、きっと、心おきないフリートークを満喫出来ることを信じて疑いません。

いつも第一に楽しみにしている挿入3曲、今回の「Over The Rainbow」では、最後の八代亜紀が何といっても"ピカイチ"でしたね。
もともとはジャズが出自の彼女ならではの、ブルージーな声色に加えて、ワイヤーブラシを効果的に使ったスネアドラムの奏音が耳に心地良く残りました。

映画『剱岳 点の記』は、私も"大枚を払って"都内の映画館に(でも、"二番館"でした…)鑑賞に出向きました。
当時、長沢さんを含め 日本山岳会のご重鎮の方々からの酷評を多数伺いましたが、個人的には、それほどでの"駄作"ではなかったかも、と…
とは言え私、上映中に完璧に居眠りをしてしまい、今ではストーリーを思い起こすことすら出来ません。

そして、俳優の故土屋嘉男さん。
『ゴジラ』に始まる東宝の怪獣映画シリーズは大好きで全作品観ましたが、宝田明や高島忠夫と並んで、土屋さんも主役を張っていたことを懐かしく思い出します。
今でも心に残っているのは、『ガス人間第1号』の、衝撃的なラストシーン。
今回の放送で初めて知ったのですが、『黒い画集 ある遭難』は鹿島槍ヶ岳が舞台だったとは…
拙作の旧写真を手元に見ながらも、松本清張の原作文庫を読む決意を固めました。

次回、8月の放送も待ち遠しい限りです。


 Re:FM八ヶ岳 山と森と旅と    ..山旅     >>
        2024/07/02(火) 07:49  No.7075
 
 
毎度のご聴取ありがとうございます。朝の鹿島槍、すばらしいですね。

『劒岳・点の記』を酷評して、それを酷評されたことがありましたよ。実は私もこれを観たとき映画館で居眠りしました。変な脚本など書かず、『美しき自然・剣岳』なんていう映画にしていたら、もっと気持ちよく寝られたんじゃないかなあと思います。

土屋嘉男さんで「ガス人間」が出てくるのなんぞ、鉄人Mさんの面目躍如ですね。番組の中で紹介した土屋さんの『クロサワさーん』(新潮文庫)の中では、短くではありますが、黒澤監督と本多猪四郎監督の関係も書かれています。黒澤監督の映画のみならず、一連の本多猪四郎監督の映画に出ていることで、土屋さんは日本よりはアメリカで有名だということです。

『ある遭難』はDVDなら持っていますからお持ちください。これもおそらく、山や現地を知っている人には、おかしなところが多々目につくのではないかと思います。もっとも、それを補ってあまりある魅力がある映画だと思います。


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