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No.7076 への▼返信フォームです。


 砥沢ヶ原    ..山旅     >>引用
      2024/07/05(金) 07:39  No.7076
 
 
ひと月ぶりの木曜山行である。酷暑の名古屋を脱出してきたやまんばさんの誘いにすがぬまさんが乗って、偶然にも都合がついた中村好至恵さんと、これも久しぶりの裏のご隠居さんが加わった。

画家がふたりいるなら、もう、ゆっくりのんびりのスケッチ山行である。なにしろ暑いとの予報だから、涼しくて眺めのよいところはないかと考えて、去年の秋口に初めて行った砥沢ヶ原を思いついた。そのとき一緒だったおとみ山がこの世にいないのには無常を感じる。

https://yamatabi.info/2023h.html#2023h2

人の道の通じる三峰山への主稜線からわずかに逸れたら鹿の領域である。警戒の鹿声が響いて、群れが移動するのが見えた。

ひとしきり急に下ったのち、なかなか雰囲気のいい樹林の尾根をたどる。小さなピークを越えてたどり着いた砥沢ヶ原では、去年と同じく風が吹いていた。ただし、まさしく夏の高原の涼風で、長居ができなかった去年の秋の風とはまるで違う。ここは風の通り道にあたるので、樹林が育たないのだろう。風のおかげで涼しいけれども肌がじりじりと灼けるのがわかる。


昼休みを兼ねたスケッチタイム、画家のおふたりが絵を描き上げるあいだには、雲に隠れていた槍ヶ岳の穂先が現れた。槍穂の峰峰が真っ白いときにでも来たらまた見事だろう。

一時間あまりを砥沢ヶ原で過ごしたのち、ふたたび主稜線に戻ると、全山緑に覆われた三峰山の姿がいよいよ美しいし、午前中には雲に隠れていた八ヶ岳も姿を現してもいたので、またまたスケッチタイムとなった。

そのころには、山から下ったらそれぞれ地元の都会へ帰るつもりだったやまんばさんや中村さんは、帰る気が失せ、もう一泊することになった。さもありなん、よほどの用がなければ、この高原から一気に、とんでもない暑さになっている都会に帰ることもあるまい。


 Re:砥沢ヶ原    ..山旅     >>
        2024/07/05(金) 07:39  No.7077
 
 
さて、この山行には余禄があって、というのも、歩き始めは、わずかな間ビーナスラインを歩く。その側溝に財布が落ちているのを拾ったのである。この道路はまず人が歩くことはないし、側溝の中だから車やバイクから偶然にも見つけられることもないだろう(あとで落とし主に聞いたら、バイクツーリング中に落としてしまったらしく、どこで落としたかもわからなかったらしい。ひと月前のことだとか)。

現金以外に免許証やら名刺などが入っていて、電話をすると連絡がついた。それが茅野の人、しかもちょうど帰りがけに通る道沿いに住む人だったので、立ち寄って届けたのである。

ま、慣例というやつでお礼を包んでくれた。間がいいことに、その家のわずか先を曲がると、行きつけのアイスクリーム屋への道である。というわけで、その謝礼をさっそく使い、アイスクリームで乾杯の大団円となったのだった。なるほど、正直の頭に神宿る。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:砥沢ヶ原    ..山の絵描き     >>
        2024/07/06(土) 06:01  No.7078
 
 
今回もまた穴場貸切の別天地にて十二分なスケッチタイムをとってもらっての山行、皆さま、どうもありがとうございました。おかげさまで幾つかの作品が描け、8月の企画展の搬入が迫っていた私としては本当に助かりました。

すがぬまさんが精力的に大きな画帳に楽しげな絵を描かれているのを見て、とってもいいな〜と思いました。ああしてご一緒して描ける機会、刺激があってとてもいいです。

帰りのアイスクリーム、美味しかったですね〜! 高原の涼しさとともに、最高でありました。 



 Re:砥沢ヶ原    ..やまんば     >>
        2024/07/06(土) 11:02  No.7079
 
 
熱風の名古屋に戻って来てウンザリ😮‍💨
早くも、あの涼風の高原に戻りたくなっています。
例年,8月は木曜山行はお休みですが、是非、納涼山行を実施して下さいませ。
昨日の帰りの事。財布の落とし主から謝礼を頂いたのち、突然車内に「きゃ〜〜!」という声が響き渡りました。なんと❗️謝礼が入っていた封筒が、香典袋だったのです。皆で腹を抱えて笑った、、、アイスクリーム美味しゅうございました。


 Re:砥沢ヶ原    ..山旅     >>
        2024/07/06(土) 12:16  No.7080
 
 
酷暑お見舞い申し上げます。

ハハハ、香典袋には驚きましたね。まあ、慌てて勘違いしたんでしょう。わりと薄い水引の印刷でしたから。

やりましょう納涼山歩き。脱出してきてください。



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