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さっそく視聴しました。
家内は小説好きなのでその本を買ったのですが、私が小説など読まない、さらには芥川賞なんて聞いただけで逃げ出すのを知っているので、読んでみろとも言わずに北島さんのところへ嫁いだのでした。
おかげ様で内容がわかりました。たしかに、読みやすいというだけでも、芥川というより直木賞っぽいですね。
「バリ山行」なんて普通の人にはわからないどころか、私にだってピンときませんでした。北島さんと同じく、インドネシアの山に行った話かと思っておりました。
作者によるのか編集者によるのか、特異な名前で目立たせようという作戦かもしれません。「バリ」は「すごい」とか「とても」といった形容に使う若者言葉(方言?)だったようにおぼえているので、そのあたりと掛けているのかなあとも考えました。
ともあれ、ことに外国語のカタカナ読みを略してしまうのは日本語の特質ではありますな。とてもエモいと思いました。
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