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私は日本山岳会緑爽会の会員で、その方々の運転手役を仰せつかった。同じく会員の中村好至恵さんの展覧会が目的である。中村さんの展覧会が始まって以来、5回目の信州行きとなった。もっとも、小川村での展覧会は終わっているので、今回は安曇野山岳美術館のみが目的である。
快晴の日曜日、なにも高速道路を使って岡谷の渋滞の中で過ごすこともあるまいと、霧ヶ峰越えで信州の山々を眺めながら松本に下ることにした。
ちょうど1週間前にも行ったばかりだったが、紅葉はすっかりすすんで、今が盛りといった感じだった。この天候では色が今ひとつとは思うが、それでも車山山腹のダケカンバの黄葉は見事だった。山々の展望もまずまず楽しめた。
初日は田淵行男記念館が主な目的で、その隣の宿に泊まることになっていたので都合がよかった。
翌日はあいにくの雨だったが、安曇野山岳美術館は雨が似合う感じもする。同行者の知り合いが美術館で合流したり、開館と同時ににぎやかだった。
安曇野では20日まで開催中なので、晩秋の安曇野を訪ねてみてはいかがでしょうか。
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