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読書日記―13 >>
クマジィ 2024/05/05(日) 08:35
.gif / 2.3KB 本日5月5日は二十四節気でいうところの立夏、暦の上ではもう夏が始まった。それと昨年の今日は能登半島珠洲市で震度6の地震があったと私のカレンダーには記されている。どうしてかと言えば、前にもコラムに書いたが珠洲にはトライアスロンや能登半島1周のサイクリングにも出場したことが影響している。

●相場 英雄著:「マンモスの抜け殻」 文春文庫

【高齢化が進む都心の団地で介護施設経営者が殺害された。事件を担当することになった警視庁の仲村は捜査の過程で、二人の幼馴染と再会。事件の直前に被害者と揉めていた美人投資家、不正請求に手を染めた男。重要参考人となった友を救うため、刑事が奔走する。コロナ後の介護業界の闇を描く社会派ミステリー。―本の紹介より―】

少子高齢化の日本は急速に人口が減っている。
専門家によれば、あと5年で約800万人の団塊世代が75歳超の後期高齢者となり、45年後には全国民の4人に1人が後期高齢者になると言われている中、著書は介護問題をミステリー仕立ての物語に仕上げた。団塊世代のど真ん中にいる私にとって他人ごとではなく、集中して読んだ。美人投資家の住まいは「恵比寿」、そして団地近くにあったスーパー五徳は「三徳」(存在していた)として出て来るのも面白かった。

著者の相場さんは知人の結婚式で紹介され、式場で立ち話をしたことがあった。
新潟県出身の相場さんと、山形県出身の私はスキーの話で弾んだことを覚えている。著書の舞台となった都心のマンモス団地の富丘団地(戸山団地)は由緒あるエリアで、私が勤務していたとき、昼休みに良く遊んだ場所だったので、その由緒ある理由を明日のコラムに書こうと思っている。【20240505(日)】



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