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昨日は「海の日」、天候には恵まれない三連休となった。 土曜日も、そして昨日も仕事だったため、三連休になっていたことはニュースで知った。 私が生まれ育った山形県にも海はあったが、確か小学生の旅行で日本海側の海に行ったような記憶があるだけで泳いだという実感は殆どない。
いまでこそ「スキー命」と公言しているが、雪の多いところで生まれ育ったため、雪は愉しさよりも苦しさの方が勝っていた。中学・高校と冬は早朝から、また学校から帰っても雪かきや屋根の雪下ろしに明け暮れ、雪の楽しさは殆どなかったように思う。 そんなこともあり、社会人になり夏を迎えると会社の同僚と三年間は伊豆七島の海に行っていた。 雪を見るのも嫌で、冬休みは一切取らず、休暇は夏に取っておいた。
式根島や新島、三宅島などに海水浴に行ったが特に三宅島が強く印象に残っている。 三宅島の三池浜というところは長くカーブした砂浜と松林が印象的な海水浴場で、民宿からも近く広々とした砂浜が印象に残っている。その浜も2000年の大噴火で見るも無残な姿に変わってしまった。 住民が4年後に帰島することが出来たのだが、東京都からの仕事を請け、島にある12ヶ所の東京都の公園の調査に行った際、ガスマスクをつけて三池浜を通った際、荒れ果てた浜を見た時のショックは想像を絶するものがあった。あの美しかった砂浜は現在どうなっているのだろうか。海の日になると必ず思い出す。【20240716(火)】
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