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読書日記―19 >>
クマジィ 2024/07/30(火) 03:15
.gif / 2.3KB 連日東京は猛暑が続いているが、私のふる里山形県は大雨の影響を受け、最上川の支流から流れ出る水で新庄市、戸沢村、真室川町、そして下流の酒田市などが甚大な被害を受けているようだ。
知人・友人からは心配するメールや電話を頂いたが幸い、実家は高台にあるので被害は免れた。しかし先日訪れた戸沢村役場内まで泥水が押し寄せたらしく、大変だったらしい。

●池永 陽著:「いちまい酒場」 講談社文庫

【串揚げか味噌おでん、漬物、酒。千円「いちまいセット」と、人々の物語に。あなたの心が温まる。
ひとときの安らぎを求めて、酒場『いっぱい』に、今宵も客がふらりとやってくる。
西武新宿駅に近い裏通り。酒場『いっぱい』には、店主室井諒三自慢の「いちまいセット」――千円でビールか焼酎、串揚げ四本か味噌おでん、漬物の小鉢がつく――と、ひとときの安らぎを求めて今夜もふらりと客がやってくる。
しみじみ心温まる人間ドラマに定評のある著者が描く酒場人情小説―本の紹介より―。】

著者の小説を読んだのはシリーズとなっている「珈琲屋物語」からだった。
今回は珈琲屋から居酒屋に舞台を移しての人情物語風の一冊で楽しく読めた。
若い頃、著書の舞台となった西武新宿駅から直ぐのところに通い詰めた居酒屋でもなく、スナックと言った方が分かり易い「熊野(ユヤ)」という店があって先輩に紹介されて良く通った。経営者のご夫婦は高学歴の上、美男美女だが接客がとても柔らかくて優しく、素敵な店だったが、数年前に閉店してしまっていた。「いちまいセット」のような店が近くにあったら通っていたかも知れない。【20240730(火)】



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