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ドクダミ荘から恵比寿ガーデンプレイスまで歩いて5分ほどだが、ちょうど中間ぐらいに山手の線を跨ぐように架かっているのがアメリカ橋である。アメリカセントルイスで1904年に開催されたセントルイス万国博覧会に展示されていたものを1906年に当時の鉄道作業局(旧国鉄・現JRの前身)が買い取って鉄製の橋のモデルとして仮設したが1970年に現在の橋に改築され、2006年街路灯などの改修を終えて現在に至っている。
前回、五木寛之著「こころの散歩」を読んでいたら、むかしNHKラジオ深夜便で番組を持っていたと書いてあった。このラジオ深夜便をウオーキング中に聞くことがあり、一昨日の朝ラジオを聴きながらウオーキングしていたら、ある歌手が「アメリカ橋」というタイトルの歌を歌って大ヒットしたとして流れていたが私は聴いたことはなかった。この歌の作詞は元銀座のクラブ「姫」のオーナー山口洋子氏だったことは有名な話でもある。余談になるが直木賞作家でもあった。
「足元を電車が行き交う橋、電車を見下ろす展望スポット……。電車好きのお子様とのおでかけや寄り道におすすめの、首都圏の電車が見えるトレインビュースポット61か所を紹介」した本が売れていたこともあり、アメリカ橋も取り上げられていた。向かって来る電車に手を振ると汽笛でいいのかな?(笑)反応してくれたことが懐かしい。今でも電車に向かって手を振っている子供を見かけるときがある。【20240905(木)】
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