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2日目も終日目いっぱい滑り、ホテルの傍にあった売店で、夕飯のお代わり用の稲荷ずしを買い、白樺林の中をペンションまで滑って帰る。 夕飯時には買って来た稲荷ずしをこれ見よがしにテーブルに置いて夕飯を食す。今日は何事も無かったと思ったのがいけなかった。
9時過ぎにベッドに入ったのだが、金縛りにあいその晩は寝苦しい一夜を明かした。 翌日目が覚めて仲間にその話をすると他の二人も同じように金縛りにあったという。この宿何かに祟られているんじゃないかと笑いながら話したのだが、ちょっと不気味な感じがしてきた。朝食のとき女性陣に聞いたが何ともなかったという。
3日目は帰りにおにぎりなど買いそれ以外は問題なかった。 最終日の朝食を済ませ、ホテル前のバス停まで送ってくれると思い、オーナーに尋ねるとそういうサービスは行っていないという。ここでついに堪忍袋の緒が切れた。 「重い荷物を持ってあの広い駐車場を歩いていけというんですか。それはあまりにも酷いでしょ。送って下さい」と全員で言うとしぶしぶながらバス停まで送ってくれた。 オーナーが立っていた足元を見るとそこには二つ折りした一万円札が4枚落ちていた。落とした仲間はいないと言う。全員顔を見合わせてバンザーイ!!と叫ぶ。 盛岡市内のレストランで安比スキー行の話題で盛り上がり、宴会は東京駅まで続いたことは言うまでもない。(笑)【20240402(火)】
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