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由緒ある場所・・・ >>
クマジィ 2024/05/06(月) 04:17
.gif / 2.3KB 小説の中では都内にあるマンモス団地「富丘団地」という名称になっているが、実際は都営「戸山ハイツ」と呼ばれ低層住宅が並び、ハイツの中に箱根山(標高44.6m)という23区内では一番標高の高い山があり、その頂上からは戸山ハイツが一望出来た。現在では東京メトロ副都心西早稲田駅も造られ非常に便利になっている。

私が上京して入社した総合コンサルタント会社は入社した当時、地下鉄丸ノ内線「茗荷谷駅」で下車し、徒歩5分ほど歩いた場所にあったのだが、手狭になり2年後、山手線新大久保駅から大久保通りから明治通り入ったところに引っ越した。会社が入っている松田ビルの裏側に戸山ハイツがあった。

由緒ある場所を説明するとハイツは江戸時代、尾張徳川家の下屋敷であった。
「上屋敷」とは藩主と家族が住み、「中屋敷」は元藩主が住み、「下屋敷」は別邸として客人を接待する屋敷として区別されていて、特に下屋敷は緑豊かな庭園を抱えることが多かったらしい。戸山ハイツのあった尾張徳川藩下屋敷は30年かけて造営され、水面だけで2万坪(約62ha、東京ドームの1.3倍)あったと言われている。その水面(流れ)は現存するが、いまはどの位の広さかは知らない。とにかく広かったのは記憶がある。
そんな富丘団地(戸山ハイツ)が今回の舞台になっていた。【20240506(月)】



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