|
―立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花― この言葉は小さい頃、実家でわずかなシャクヤクやボタンを育てていた父が良く使っていたのだが、その頃その言葉の意味は知る由も無かったがここ数年、大学の臨時職員をするようになり、シャクヤクやボタンを育てるようになって思い出した。
意味を調べてみると簡単に言えば下記のようになる。 『美人を形容する言葉で、元々は生薬の用い方をたとえたもの。漢方薬は数種類の生薬を混合し煎じて飲めば美人になる。要は健康な女性は芍薬・牡丹・百合の花のように美しい』ということになるらしい。
管財課入り口の植え込みに今や盛りとシャクヤクの花が咲き誇っている。 ここはもともと植えられていたのだが、これまで花が終わった後始末がされていなかったので、私が調べながら手入れするようになり、花も増えていくようになった。 また建物裏の駐車場の植え込みにはシャクヤクとともにボタンも手入れをするようになってからこちらも数株が咲くようになった。 見分けるにはシャクヤクは「草花で茎は緑色、そして葉に艶があり切れ込みがない」、一方ボタンは「花木で枝は薄茶、そして葉に切れ込みがある」ので、この特徴を知っておくと区別がつきやすい。写真はシャクヤクです。さあ、見つけて比べてみよう。【20240509(木)】
|
|