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読書日記―16 >>
クマジィ 2024/06/10(月) 04:10
.gif / 2.3KB 夕べからの雨は降り続いてはいるが、梅雨入りになった訳ではないようで、午前中には雨も上がりそうだ。今日の仕事は遅番で9:30〜17:30までの勤務となる。ということは、8時から始まるMLBドジャースvsヤンキースの試合を少しは観戦してから行けるかもしれない。昨日は明後日(12日(水))からNPOの仕事で山形出張のための資料づくりに追われた。

●白川 道著:「終着駅」 新潮文庫

【男が惚れる、凄腕のアウトロー。家族と光を失いながら、けなげに生きる娘。純愛小説の最高峰!
愛など捨てたはずだった。恋人を事故で失った若き日に。私は虚無を抱え、アウトローとして闇に暮らしてきた。だが、光を失いながらも懸命に生きるかほると出会い、罅割れた心が潤ってゆく。私は、娘のような年頃の女性を、いつしか全身全霊で愛するようになっていたのだ――。男たちの熱き絆。そして不器用な男と女の命を賭けた恋。『天国への階段』を遂に超えた、渾身の長篇小説。―本の紹介より】

「なにも視野に入らなくなり、何も聞こえなくなる。物語を追い続けることしかできなくなる。自分がページをめくっていることを忘れ、文学を眼で追っていることを忘れる。ただひたすらに物語にのめり込む。  白川道の小説とは、そんな小説なのである。そんな小説ばかりである」村上貴史氏は解説にこうかいている。同感!!
白川作品は結構読んで来た。
最初に読んだのは「病葉流れて」だったと思う。
もっともっと白川作品を読みたかったのだが、2015年4月に他界した。その5年後には藤田宜永氏、そして昨年は伊集院静氏と私の好きな作家が相次いで逝ってしまったのは寂しい限りである。三者の作品は本棚に陳列されているのでこうして取り出しては再読している。【20240610(月)】



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