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海の日(2)・・・ >>
クマジィ 2024/07/17(水) 05:16
.gif / 2.3KB 伊豆七島へ3年間と区切ったのは、本格的にスキーに目覚めたからだった。ふる里で遊び仲間でもあった一歳年上の先輩が長野県戸隠スキー場にあるプロスキー学校で主任コーチをしているということを聞いたことに刺激され、海から山へと趣味をシフトしたのだが、逆に冬場のスキーを上達させるために夏の海を利用することになった。

それはスキーの技術検定で1級を取得したときに検定員に言われた言葉が頭にあった。
「雪国に住んでいる私らは、100日ゲレンデ立って(滑ること)いることが出来る。しかし都会に住んでいる君たちは滑る日数はせいぜい30日だろう。だからこそ夏場のオフトレが重要なんだ」という、検定員からの貴重なアドバイスだった。
そんな時、スキー仲間から「クマさん、スキーのオフトレには自転車(ロードバイク)が有効だよ。ハムソリングス(おしりの付け根から太ももの裏側、太ももから膝裏周辺にある、3つの筋肉(大腿二頭筋、半膜様筋、半腱様筋)を指す)が鍛えられるからとアドバイスを受けた同じ時期に、今度は仕事仲間からスイム教室に誘われたことがきっかけとなり、自然とトライアスロンにのめり込むようになった。

そして再び海に戻っていくようになる。
海水浴というよりもトライアスロン競技を始めたことで、自然と海で泳ぐ回数が増えるようになった。
特に記憶に残っているのは南国徳之島で、島の北端にある民宿金見荘の目の前はまさにプライベートビーチのようで、ひと泳ぎしてシャワーを浴びた後、白いペンキで塗られた木製デッキの椅子に腰を掛け、海を眺めながら呑むオリオンビールの味は格別だった。昔のようにビール片手に海を眺められる日はやってくるのだろうか、海の日に9年間通った徳之島の海を思い出した。【20240717(水)】



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