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20024年のカレンダーも残り1枚となった。 月日の経つのは誰もが一緒だが、早いと感じる人はきっと充実した人生を送っている人かも知れない。そういう人生を送りたいと思ってはいても私の人生はなかなか思うようにいかない。それでも充実したいと思ってチャレンジするところに人生の面白さが潜んでいるのかも知れない。
●池永 陽著:「珈琲屋の人々/遠まわりの純情」 双葉文庫
【避けがたい理由で人を殺してしまった喫茶店『珈琲屋』の主人・行介と、かつて行介の恋人だった冬子。ふたりの恋の行方を軸に、『珈琲屋』のある商店街に暮らす人々の苦しみや喜びを描いて人気を集めるシリーズの最新作。今作では、『珈琲屋』に預けられた今日子という女の子をめぐり、人間の裏と表の顔を描出。濃厚でほろ苦く、それでいて温かい〝人間ドラマ〟が展開される。―本の紹介よりー】
著者の「珈琲屋の人々」を最初に読んだのは確か“心もよう”だったような気がする。 珈琲というワードにすぐ反応するという性格を持っているのだが、それは小学生のころ亡き長兄が帰省したとき、ドロップ缶に入った粉末の珈琲なるものを飲ませて貰ったときからだったと記憶している。あれから優に半世紀以上が経っている。
ロスオリンピックの時、アルバイトに来ていた女性がロスオリンピックのボランティアをやりたいとロスに行きにハガキをくれた。その文面には「ヤグチさんが良く言っていたいい街の条件とは“珈琲屋さんと本屋さんがあるまちはいい街だ”と言っていたことが良く分かった」と書いてきたことがあった。 日曜日も朝8時から1時間ほど「珈琲屋の人々/遠まわりの純情」をコーヒー・クリエでブレンドコーヒー/ホットを飲みながら読了。【20241203(火)】
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