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読書日記―31 >>
クマジィ 2024/12/09(月) 03:17
.gif / 2.3KB 土曜日は元勤務先仲間の呑み会があり二次会まで参加し、帰宅したときはすでに午後11:30を回っていた。それからニュースなどを見て床に就いたときは午前1時30分ごろで、起きた時刻は午前6時半と睡眠時間はたったの5時間ほどだった。
その影響で書斎に行き読書しても居眠りする方が多く、文庫本の枚数は10ページと居眠り時間のなんと多かったことか。(笑)

●香納 諒一著:「無縁旅人」 文春文庫

【腐乱死体となって発見された16歳の少女・舞子は妊娠していた。援助交際、ネットカフェ難民―地方の養護施設から逃げ出し都会をさまよう舞子は、腹違いの弟を死に追いやり保険金を奪った叔父の行方を追っていたという。無縁社会を生きる若者たちの孤独を噛みしめ奔走する警視庁捜査一課大河内班の刑事たち。―本の紹介よりー】

最初に香納作品を読んだのが「幻の女」だったような気がする。
その次には「贄の夜会」だったかな、香納作品には警察小説が多く、結末まで結構待たせられるが、それには人間の心の奥底に潜む生々しい生き様やその背景などに解決のヒントが隠されていて、その背景を解き明かすことで、事件解決に結びつくようなストーリー展開となっているように思われ、読者に人間の奥深い心理を考えさせられる。その絡まった糸をほぐしながら読むと実に面白い作品だと私は思っている。【20241209(月)】



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