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読書日記―10 >>
クマジィ 2025/03/26(水) 03:00
.gif / 2.3KB 一昨日(24日/月)東京のサクラが開花した。
目黒川沿いのサクラも2~3分咲きとなり、今週末には満開となるだろう。
早朝ウオーキングの時間帯はまだ暗いので写真を撮るのは難しく、週末は満開の桜トンネルの中、ロングウオーキングを楽しめるに違いない。

●真山 仁著:「神域」 文春文庫

【篠塚と秋吉は二人三脚で脳細胞を再生する人工万能幹(IUS)細胞「フェニックス7」を開発、アルツハイマー病の克服を目指していた。だが、人体への移植には莫大な資金と研究環境が必要で、篠塚は世界的なIT企業を一代で築き上げた氷川の助力を得ることに成功した。
再生医療を国家戦略の柱としたい日本政府は、一刻も早い実用化を迫っていたが、一方で古い体質を維持しようとする勢力や慎重派らは陰に陽に足を引っ張り、フェニックス7の治験実現は一向に進まない。そんな中、フェニックス7の研究施設周辺で、認知症を患ったお年寄りの謎の失踪事件が頻発していた。真相を追う刑事が追及の果てに見たものとは……。―本の紹介よりー】

兄嫁も最近アルツハイマーに罹ったので、興味深く読んだ。
幸い義姉は忘れものはあるものの、徘徊することも無く、トイレも風呂も自分で出来るので今のところは兄もホッとしているようだが、安心は出来ない。
アルツハイマーは「右脳は創造力、左脳は論理的な思考などとよく言われているが、ごく限られた実験から推測される程度の裏付けしかない。アルツハイマー病で起きる帰巣本能の欠如や記憶の欠落なども実際、脳のどの部分が損なわれると発生するのかはまだ未解明」なのだそうだ。

しかしアルツハイマー病は、アメリカのバイオジェン社と日本のエーザイが共同開発した治療薬アデュカヌマブは、2021年6月、アメリカで医療用に承認されたものの、同年12月、残念ながら日本での承認は見送られた。しかし、画期的な治療薬が出来るのも時間の問題ではなかろうかと結ばれている。【20250326(水)】



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