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新年度は花冷えの冷たい雨で始まった。 それも真冬並みの寒さである。お陰でサクラも今週末でも見ごろになっているだろう。 そして勤務する大学では昨日、新入生のオリエンテーションが始まり久しぶりに大学にも活気が戻った。
●真山 仁著:「当確師/十二歳の革命」 光文社文庫
【当選確率99%を誇る日本最強の選挙コンサルタント・聖達磨(ひじりだるま)――人呼んで「当確師」。 人柄は最低、依頼料は高額、それでも奴が動ければ当選間違いなしの聖に、新たな依頼が舞い込んだ。強権的な総理大臣を、その座から引きずり下ろすため、総理を選挙区で落とすというミッションだ。 きっかけは、総理の選挙区で、12歳の少年が彼らが保護活動を行っている里山地区で計画されている国家プロジェクトに異を唱えるところから始まる。少年の真摯な訴えを、総理が身内の宴会で馬鹿にした発言が、週刊誌に漏洩。騒動が起きる。 叶うなら、その少年を総理の“刺客”に送り込みたい聖だが、彼には被選挙権がなかった。どうする、聖!? 『当確師』の聖達磨を主人公とする、シリーズ第2作目の作品となります。―本の紹介よりー】
真山作品を最近よく読むようになった。 当確師シリーズ前作を少し前に読み、続編が販売されているのを見てシリーズ物であることを知り、順番に読み始める。 前作同様楽しく良いペースで読了。 私の仕事とも少し関係することがあり、一気に読み進んだ。 最後の3ページは泣けた。【20250402(水)】
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