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はじめまして。里山というキーワードでこちらにたどり着きました。自然を愛するお気持ちが伝わるよいコンテンツだと思いました。 ただ少し気になることがありましたので、お耳障りかもしれませんがコメントをさせていただきます。 いまわたしは我が家の小さな持ち山の管理を少しずつ初めているのですが、悪気はないのは分かっているのですけれども、新しい分譲地などの住民の方が山に入って、榊や蕨や裏白などをどんどん採って行かれます。業者が根こそぎ持っていくのではないので、あまり注意もできないようですが、例えば榊は老いた両親が毎月始めに神棚に上げるために採りに行くものであり、いつも採る場所から町の人が肩に大抱えにして持ち出して行くのを見た母ががっかり気落ちしていました。 里山とは何か、という視点に、もちろん自然の景観や、循環型の環境のこともありますけれども、もうひとつ、多くの場合その里山には老いて管理が十分にはできないとはいえ、所有者がおり、無許可の立ち入りを(ましてや植生を勝手に持ち出すことを)悲しい思いで見ているということも伝えていただきたいと思います。 山に入る時は、青線、赤線などの里道を歩く以外は、勝手に踏み入ることは控えるべきでしょう。管理が不十分なら、ここはみんなのものでいいということにはなりません。たとえば、農家の畑に勝手に入って作物を勝手に持ち出すことはいけないことはわかっていても、山のものはみんなのものだと多くの方が(とくに町の方が)無邪氣に思い込んでおられるように思います。
..2012/01/31(火) 09:23 No.2166
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