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気がつけばもう年の瀬。あっという間だったような、とても長かったような一年が暮れようとしています。最悪のコンディションでずっと寝込んでいた1月のことが、遠い昔のことのようです。 昨日、東京琉球館での、日本国内での今年最後のライブ、無事に終わりました。生きている人、死んだ人、心と身体の苦しみを抱えて生きている人。親しい人、憎らしいひと。それでもどうしようもなくつながって、いまここにいるということ。なんだかすべてがいとおしく感じられて、万感の思いで歌いました。 今年はこれで終わりかなぁと思っていたら、30日に中国・延吉に歌いに来てと声がかかりました。26歳の若さで、朝鮮解放の半年前に亡くなった詩人、尹東柱の生誕100年記念行事で歌います。 八年前に初めて訪れた延吉。大雪が降って零下20度近い寒さの中で、尹東柱の生家から見た綺麗な満月が忘れられません。今から心がときめきます。帰ってきたらまた報告しますね。
尹東柱生誕百年 韓中日行事「尹東柱と彼の時代」に出演 日時:12月30日(土)18:00〜 場所:中国吉林省延吉・二道白河王朝聖地ホテル カンファレンスルーム 内容 ・韓国KBS放送ドキュメンタリー「不滅の青年」上映 ・韓中日専門家によるシンポジウム「尹東柱と彼の時代」 ・小さな音楽会「詩になった歌、歌になった詩」(李政美出演) 主催:ハンギョレ統一文化財団
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