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No.123 への▼返信フォームです。


▼ 愛の流刑地   引用
  あんこう椿   ..2007/01/17(水) 21:57  No.123
 
 
 やっとこさ、レスを書きに着ました。
 遅くなって、本当にごめんなさいね。


◆コロまゆさん

 おひさしぶりですね。
 主婦は子供の休み期間(冬休みとか夏休み)の方が忙しいですよね。
 お疲れ様でした。

 いまのところ、ウチは子供が小さいので休日はほとんど家族4人で過ごしていますが、
もう何年かすると、コロまゆさんのお宅のように「それぞれがそれぞれの用事をする休日」
になるのかな、などと思います。

 第10部はあと1章でお終いですね(これは今夜か明日には更新したい)。
 続きは第11部まで書き上げてありますが、これもそれほど間を開けずにUPしようかな、
と思っています。

 そうなると手持ちの原稿は何もなくなりますが、少しお休みを頂いて、
ヒッタイト神話や歴史の本を熟読してみようかと思っています。
 先日、15年ほど前発行の、岩波の西洋人名辞典なるものをパラパラと読んでいたのですが、
ヒッタイトの歴史上の人物がかなり細かく掲載されていて驚きました。

 きっと、どこかに歴史書みたいなテキスト本があるのでしょうね。
 どこかのサイトに載っている参考文献はいちおう洗ってあるのですが、
それ以外に良さそうな本があるのではないか、などと思っています。
(絶版だったら全コピーしようかな、とか)

 今度、実家に帰るときは、中近東文化センター(三鷹市)に行く予定です。
今年の4月から図書販売や閲覧も始まるそうです(予定)
 以上は、パロディの続きのため、というよりは、ファンタジーノベル大賞への
情熱ですね(天河好きの方には興味がない話で申し訳ないのですが)

>昔の漫画家さんは大人で知識教養のレベルが高い反面、恋愛、
特に男女間の性的なことは忌避してしまう傾向(時代も影響してますが)が伺える気がします。

 これって、共感です(特に「時代も影響してますが」の部分)
 おっしゃるように、昔の作品のヒロインは純潔系で性愛は「タブー」みたいな感じでしたけど、
最近のマンガは(聞いた話では)あまりにも刹那的で不毛な感じで(これも「時代の影響」が色濃いのかも)
両者の中間に位置する、精神的な愛も肉体的な愛も豊か、みたいな作品は少ないですよね。
(↓みるさん宛てレスに書く予定ですが、天下の渡辺淳一センセイが刹那的で不毛な愛の語り手ですもんね 笑)

 お褒めいただき、どうもありがとう。嬉しいです。
 ただ、最近は、どれだけユーリちゃんのイメージを反映できているんだか、
自分でもかなり疑問に感じたりしています。
 作品はどうしても作者の影が色濃く出てしまいますな(笑)
 きっと、不足を感じる部分もあるとは思いますが、それはパロディの限界だと思って
ご容赦くださいね〜(笑)


◆みるさん

 鉄道旅行は、「ひたすら無心になる旅」だったのでしょうか?(笑)
 良いですね〜、そんな優雅な旅をしてみたいです。
 無我の境地で「新しい自分の発見」がありそうだわ!

 今、UPしている第10部「黄昏の光」は、掲載にかなりの葛藤があった部分です。
 ずいぶん以前ですが、みるさんにもメールで相談させて頂きましたよね〜
 あのときのお返事をかなり参考にさせていただいて、原文を書き直しましたよ。

 ↑コロまゆさんへのレスにも書きましたが、今UPしている第10部は残り1章、
続きの第11部もあまり間を開けずにUPして、とりあえず完了の予定です。
 だから、1月下旬か2月上旬には「まとめ読み」ができると思います。
 でも、いろいろご相談しちゃって、書き手側の手の内みたいなものをご存知なので、
物語世界には入りにくいかも知れませんね(笑)

 洋風お節は、フォアグラとかキャビアとか、ローストビーフなどのこってり系が
好きな方はOKだと思いますが、こういうのが苦手な方はどうかな〜
 今年も新聞広告が出た当日のお昼に電話したのですが、そのとき既に
中華風おせちは完売だったので、もしかしたら中華お節が美味しいのかも知れませんね。
 我が家はここ5,6年ずっと洋風お節だったので、来年は趣向を変えようと思っています。

 みるさんは、お母さん(&助手みるさん)が作ったお節を分けて持って帰り、
ご主人さんと一緒に召し上がるってことかしら?
 それも良いですね〜(母の味が懐かしい)
 栗きんとんは、私も好きですよ〜(かずのこも好き)

>女一人で生きていくのは、相当な気概とか根性とかが必要だと思いますねぇ。
>経済的にも精神的にも一人でがんばらなくてもいい、というところで、
自分の気持ちが安定するのが大きいですね。

おおお〜、これって激しく同感です(笑)

>(そういう場に直面したことがまだない)

おおお〜、これもお幸せな話ですね。
お2人とも、ずっと健康でいらっしゃったってことではないかと。

>加えて、仕事を持っている場合、気持ちの安定にはそちらの状況も鍵ですよね。

あああ〜、これも激しく同感!

>大量の時間とエネルギーを費やしているわけですから、仕事がガタガタしているとキツイ。

本当に、そうよね!!
とにかく、家に帰って「自分でない誰か」がいてくれるのが嬉しいです。
1人暮らしだと、家に帰っても仕事のときの気分を引きずりがちですが、
家族がいると、パッと気分転換できますもんね。

>そんなこんなをひっくるめての穏やかさを、今の私はラッキーにも享受できているようです。

まあ、良いですね〜(しみじみ)
みるさんが幸せだと私も嬉しいわ。

>まあ、外的要因であっという間に状況は変わるので

これも、共感!!
本当、人生って何が起こるかわかりませんよね。事故とか病気は避けようがありません。
「人生、一瞬先は暗闇」って、本当だと思います。

そんな訳で、いつも心に冷や冷やする気持ちを抱えているので、
平凡に過ごせることの幸せに日ごろから感謝しています。
14日、日曜日も、初詣に行ってきたんですけど「今年も家族4人で健康に過ごせますように」
と心から祈願しましたわ。


 (みるさんへ まだレスの続き↓があります)


 
▼ 愛の流刑地 その2   引用
  あんこう椿   ..2007/01/17(水) 21:58  No.124
 
 
◆ みるさん(続き)

>昔、結婚した男女の気持ちのすれ違いについて、渡辺淳一が
男側の心理から書いていたのですが、なんか、こう、モヤモヤ〜っとした気分に…。

うっ、渡辺淳一センセイの登場ですね(笑)
淳一センセイ原作の新作映画「愛の流刑地」のあらすじはご覧になった?

私はね、読んで「うへぇ〜」と唸ってしまいました(笑)

http://www.nikkei.co.jp/honshi/20041206ta7c6000_06.html

↑は日経新聞のページなんですけど、あらすじが書いてあります。
公式HPはあるのですが、まだ作成途中のような感じです(よくわからないけど)

トヨエツがヒロイン(寺島しのぶ)の不倫相手の男役。
恋愛小説作家だけど、今は売れていないという役どころで、
まるで淳一センセイの分身か??という感じです。
あらすじを読むと「失楽園」の子持ちバージョンという感じで、淳一センセイ、
「失楽園」でブレイクした味を忘れられず、子持ち女バージョンで
再チャレンジしたのかしらという印象でした。

それにしてもねぇ〜、現代人は(淳一センセイも)、あまりにも
『宗教的なまでに没我的な体験、高揚感』=『エクスタシー神話』に
縛られているんじゃないかなんて、以下の部分を読んで思いましたね〜

===========

『そんな彼女を菊治が激しく愛すると、冬香は、夫からも得られなかった
深いエクスタシーへと導かれる。……体を重ねるごとにエクスタシーの
度合いを深めていく冬香』(これはあらすじ)

『精神と肉体と両方がつながり密着し、心身ともに狂おしく燃えてこそ、
愛は純化され、至上のものとなる』(これは淳一センセイのお言葉)

===========

 私の率直な疑問は
「冬香は、禁忌を犯しているからエクスタシーを感じるんじゃないか?」
ってことですわ(笑)

 これが離婚が成立して晴れて夫婦となった菊治(トヨエツ)に、冬香がエクスタシーを
感じ続けるのかと思うと非常に疑問なんですけど・・・(そう思わない?)

 だいたい、ダンナと比較するなって(苦笑)
 比較の対象(ダンナ)がなかったら、どうなるんじゃい??
 小説自体が成立しないんじゃないだろうか??
 それにダンナはトヨエツのようなエクスタシーは与えてくれなくても、
3人の子供は与えてくれたんじゃないのか??って猛攻撃したくなってしまう(笑)

 こんな話が映画化されるなんて嘆かわしい気がして(余計なお世話ですが)
健全な働く子持ち主婦には、ものすごい違和感なのです(笑)
 それで、いつか、私も「合法的な夫婦の間でこそ、心身ともに狂おしく燃えて、
純化され、至上のものとなった本当に愛」を描いた作品を書いて、
淳一センセイにケンカを打ってやるぅぅぅ〜っと、つい鼻息を荒くしてしまいました(笑)
(淳一センセイのことになると、つい熱くなってしまうわ!)

それにしても寺島しのぶ、いいところのお嬢さんなのに、
男に振られると自虐的になりますね〜(たぶん、本人は意識してないと思うけど)
あれでは、ますます結婚が遠ざかるわ〜
その点、黒木瞳は結婚するまで脱がなかったのはお利口さんでしたね。



◆みほんこさん


 おひさしぶりですね。メールを頂いていたので、受験勉強中だとは思っておりました。
 推薦で大学も決定しているとのこと、おめでとうございます。
 推薦入学とは、みほんこさん、やはり優秀なのね。
(府内でも世間の期待を一心に背負った受験校とのことなので、なおさら)

 大学が決まっても勉強するのが楽しいというのが頼もしいですね。
 奨学金試験、ぜひ、頑張ってください(ご両親が喜ぶわ)
 高校に復学してからの苦労話、ううむ、身につまされるような感じでした。

 私も転勤歴が何回もあるので、転勤するたびに人間関係がリセット……
 ただ、仕事というのは、仕事さえできればOKみたいなところがあり、
時々お菓子をくばったりして気配りすれば、差し支えなく過ごせるのですが、
学校生活というのはそういう訳にもいかず、むしろ社会人よりしんどい部分があると思います。

>自分の中で私はこの学年とは違う、この子たちはどこか幼い所がある
などと隔てのようなものを勝手に置いていたんだと思います。

 う〜ん、これも実はドッキリしました(笑)
 私は今ではすっかり開き直り「私という人間の良さをわかってもらえるには、
何年もかかるんだわ」と思っていたのですが、自分から解け込む姿勢も必要なのね、とか。

>でもそれを変えて、一つ下の子たちのテンションに合わせるようにしました。
そうすると友達もどんどん増えましたし、そのペースにも馴染みました。

 なるほど、すごく参考になります〜
 相手に焦点を合わせるのではなく、自分を変えることが大事なんですよね。
 みほんこさんが、留学に引き続き、高校に復学してからもとても成長した様子が
うかがえて、嬉しいです。

 フェレットは子猫くらいの大きさの動物ですよね。
 それは可愛いことでしょう。
 ウチのもこちゃんも子猫のときは、とっても可愛かったです。
(今も可愛いけど、子猫の愛らしさはまた格別です)

 動物は本当に心を癒してくれますよね〜(しみじみ)

 みほんこさんの大学生活が稔り豊かなものとなり、また社会人、
そして良き妻、良き母になった暁には、さらなる幸福が待ち受けていることでしょう。
 頑張ってください。頑張るのは自分の幸福のためです。
 私も怠惰に流れずに、いつも気を引き締めて前向きに歩んでいきたいと思います。



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