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No.128 への
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▼ みるさんへ
引用
あんこう椿 ..2007/01/28(日) 21:53 No.128
みるさん、こんばんは。
お言葉に甘えて『ゆっくりレス』にさせて頂きました。
みるさんは、風邪などは大丈夫ですか?
1月下旬〜2月中旬が山場ですよね。
『武士の一分』についての、素晴らしい映画感想、ありがとうございました。
拝見して、自分まで映画を見てきたような、豊かな気分です♪
最近は、週末もなかなか自分の時間が取れないのですが、次、見るとしたら、
「アントワネット」か「キムタク」か、悩みますね。
>山田洋二監督の時代劇はリアルさ特徴
>下級武士の質素な生活のリアル感は目からウロコ。
>キムタクの家はほとんどあばらやに感じられます。
私はかなりリアルさにこだわる部分もあるので、
こういう描写にはかなり興味ありです。な〜るほど!
>キムタク妻が瑞々しくて良かったです〜
>キムタクからのものを圧倒しています。
>そもそも、キムタクはどんな作品でも常に「キムタク」で、あまり変わらない感じがする。。。
そうか、前田さんの言うとおり、奥さんが魅力的なのね〜
「キムタクはどんな作品でも常にキムタク」というのは、おっしゃるとおりで納得です(笑)
今はテレビドラマで「華麗なる一族」をやっているらしいですね。
そういえば、「リバティーン」を見たときに思ったんですけど、
ジョニー・ディップも「どんな作品でもジョニー」という感じが・・・
それだけ個性が強いということなのか、キャラクターが濃いということなのか、
ものすごく確かな演技力があるのに、やはりジョニーが前面に出てくるのは、
見る方の視点の問題なのかしら??なんて思いました。
とくにラブシーンがね、なんか色っぽさがないように感じたのですが。
>キムタク妻は、想像していたより潔く強い人でした。
>「お好きになさいませ! 私もすぐ後を追って死にますから!」と言い切り
おおお、これは魅力的ですね。
ユーリちゃんの潔さに通じますね。
カイルは皇帝で半分神ですから、下級武士キムタクのような社会的身分による不利益はありませんし、
(唯一の弱点がユーリだけ)、ヒロインより常に優位のキャラクターなので、そういう場面は
ありそうもないですけど、なんだか共通項を感じます。
>キムタクには、「自分の矜持」に対するこだわりは感じるのですが、妻への感情が
>私には今いち物足りなかったです。ところどころ発露はあるんですけどね。
>姦計にはまった妻は、大変同情できる状況だったし、そのときのシーンはほとんどないので
「共感と一体化」のカケラも感じられなくて、OK、OK。
>が、肝心のキムタクの嫉妬の克服の過程は…よくわからなかった〜〜(笑)
そうなんだ〜、やはり、そのあたり(嫉妬の克服の過程)は難しいのかもね(笑)
キムタク妻が強くて潔い女性とのことで、なんだか安心しましたわ!
そういう女性なら、いつまでもウジウジ悩まずに前向きに歩んで行けるのでしょうね。
(文章作法のどっかに『非合意の関係より合意の関係の方が女性は汚れやすい』と
書いたことがあるんですけど、それと同じ理由ですわ)
>『たそがれ清兵衛』の真田広之を観てみたいなぁ…滋味が溢れているかも!(笑)
ははは、滋味!(笑)
真田くんも離婚してますからね、男の哀愁を演じやすいのかも(笑)
(渡辺淳一について)
>基本的な路線がいつも同じで「男によって開花されていく女の姿が、
男の視点から書かれている」気がしますなぁ〜
>「男の視点から書く」というのは、「語り口が男」という文章の形式的なことではなくて、
登場人物たちの物の考え方や感じ方が、主人公の男に都合がいい(心地良い)ことに
なっているという意味なのですが、だから、私は登場人物の誰にも共感できないんですよね。
私も渡辺淳一作品については「花埋み」という日本で最初にお医者さんになった女性の
半生を描いたものしか読んでなくて(これは若い頃の作品で、けっこうまとも)、
あとは、読んだような読まないような、あらすじだけは知っているみたいな感じなので、
こんなにエラソーに言えないかも知れないんですけど、でも、失楽園にしろ、流刑地にしろ、
あらすじを読んだだけで読む気が消失・・・(笑)
そこで、みるさんの分析ですが、本当にそのとおりで、激しく納得です(拍手)
ホント、「男に都合のいい女」で、そんな女になったら破滅しか待ってないじゃん、
女をなめんなよ!!みたいな気持ちになっちゃうのよね。
でも、アマゾンのレビューなどを読むと、同様に感じる人も多いようなので、
一安心です(笑)
「不機嫌な果実」はテレビドラマや映画化もされた作品で、
ずいぶん前、入院中に(いつの入院だったか記憶不確か)に読んだことが
あるのですが、おっしゃるとおりの不毛な女性のお話でしたねぇ〜
でも、実は、あの本を読んだときは、現代女性の傾向が生々しくリアルに
描かれているので、良し悪しはともかく結構面白いと思った覚えがあります。
あと、作者が女性で、女性側の視点から描いているというので、同じ不倫ものでも
読むのに抵抗がなかったのかも、なんて思いますね。
確か広告の惹句が「夫以外との●●●はどうしてこんなに楽しいんだろう?」
とかではなかったっけ??(笑)
ヒロインの麻耶子も典型的自己愛型性格で、常に、男の人に賞賛されていないと
生きている実感がしない種類の女なんですよね。たしか本の中に
「どうして(世間の主婦は)男のひとに可愛いとかきれいだとか言われないで
生きていられるのか、不思議だわ!」
というセリフがあったと思います。
麻耶子が浮気を決意するのも、夫との結婚生活に飽きて、夫があまり自分を
女としてチヤホヤしてくれなくなったからなのですが、最近、出会い系サイトに
はまる主婦の淫蕩さの真相は、こんなところにあるのかもね、なんて思います。
さて、更新ですが、う〜む、やはり休み中はともかく、仕事がはじまると
なかなか難しいですね、苦戦しております(笑)
先週から体調もイマイチなので、今週は、あまり一生懸命に頑張らずに、
淡々と仕事をこなそうと思っております。
みるさんもお体、お大事に〜〜〜
暖かい春が待ち遠しいですね。
No.128 への引用返信フォームです。
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> みるさん、こんばんは。 > お言葉に甘えて『ゆっくりレス』にさせて頂きました。 > みるさんは、風邪などは大丈夫ですか? > 1月下旬〜2月中旬が山場ですよね。 > > 『武士の一分』についての、素晴らしい映画感想、ありがとうございました。 > 拝見して、自分まで映画を見てきたような、豊かな気分です♪ > 最近は、週末もなかなか自分の時間が取れないのですが、次、見るとしたら、 > 「アントワネット」か「キムタク」か、悩みますね。 > > >山田洋二監督の時代劇はリアルさ特徴 > >下級武士の質素な生活のリアル感は目からウロコ。 > >キムタクの家はほとんどあばらやに感じられます。 > > 私はかなりリアルさにこだわる部分もあるので、 > こういう描写にはかなり興味ありです。な〜るほど! > > >キムタク妻が瑞々しくて良かったです〜 > >キムタクからのものを圧倒しています。 > >そもそも、キムタクはどんな作品でも常に「キムタク」で、あまり変わらない感じがする。。。 > > そうか、前田さんの言うとおり、奥さんが魅力的なのね〜 > 「キムタクはどんな作品でも常にキムタク」というのは、おっしゃるとおりで納得です(笑) > 今はテレビドラマで「華麗なる一族」をやっているらしいですね。 > > そういえば、「リバティーン」を見たときに思ったんですけど、 > ジョニー・ディップも「どんな作品でもジョニー」という感じが・・・ > それだけ個性が強いということなのか、キャラクターが濃いということなのか、 > ものすごく確かな演技力があるのに、やはりジョニーが前面に出てくるのは、 > 見る方の視点の問題なのかしら??なんて思いました。 > とくにラブシーンがね、なんか色っぽさがないように感じたのですが。 > > >キムタク妻は、想像していたより潔く強い人でした。 > >「お好きになさいませ! 私もすぐ後を追って死にますから!」と言い切り > > おおお、これは魅力的ですね。 > ユーリちゃんの潔さに通じますね。 > カイルは皇帝で半分神ですから、下級武士キムタクのような社会的身分による不利益はありませんし、 > (唯一の弱点がユーリだけ)、ヒロインより常に優位のキャラクターなので、そういう場面は > ありそうもないですけど、なんだか共通項を感じます。 > > >キムタクには、「自分の矜持」に対するこだわりは感じるのですが、妻への感情が > >私には今いち物足りなかったです。ところどころ発露はあるんですけどね。 > >姦計にはまった妻は、大変同情できる状況だったし、そのときのシーンはほとんどないので > 「共感と一体化」のカケラも感じられなくて、OK、OK。 > >が、肝心のキムタクの嫉妬の克服の過程は…よくわからなかった〜〜(笑) > > そうなんだ〜、やはり、そのあたり(嫉妬の克服の過程)は難しいのかもね(笑) > キムタク妻が強くて潔い女性とのことで、なんだか安心しましたわ! > そういう女性なら、いつまでもウジウジ悩まずに前向きに歩んで行けるのでしょうね。 > (文章作法のどっかに『非合意の関係より合意の関係の方が女性は汚れやすい』と > 書いたことがあるんですけど、それと同じ理由ですわ) > > >『たそがれ清兵衛』の真田広之を観てみたいなぁ…滋味が溢れているかも!(笑) > > ははは、滋味!(笑) > 真田くんも離婚してますからね、男の哀愁を演じやすいのかも(笑) > > > (渡辺淳一について) > > >基本的な路線がいつも同じで「男によって開花されていく女の姿が、 > 男の視点から書かれている」気がしますなぁ〜 > >「男の視点から書く」というのは、「語り口が男」という文章の形式的なことではなくて、 > 登場人物たちの物の考え方や感じ方が、主人公の男に都合がいい(心地良い)ことに > なっているという意味なのですが、だから、私は登場人物の誰にも共感できないんですよね。 > > 私も渡辺淳一作品については「花埋み」という日本で最初にお医者さんになった女性の > 半生を描いたものしか読んでなくて(これは若い頃の作品で、けっこうまとも)、 > あとは、読んだような読まないような、あらすじだけは知っているみたいな感じなので、 > こんなにエラソーに言えないかも知れないんですけど、でも、失楽園にしろ、流刑地にしろ、 > あらすじを読んだだけで読む気が消失・・・(笑) > > そこで、みるさんの分析ですが、本当にそのとおりで、激しく納得です(拍手) > ホント、「男に都合のいい女」で、そんな女になったら破滅しか待ってないじゃん、 > 女をなめんなよ!!みたいな気持ちになっちゃうのよね。 > でも、アマゾンのレビューなどを読むと、同様に感じる人も多いようなので、 > 一安心です(笑) > > 「不機嫌な果実」はテレビドラマや映画化もされた作品で、 > ずいぶん前、入院中に(いつの入院だったか記憶不確か)に読んだことが > あるのですが、おっしゃるとおりの不毛な女性のお話でしたねぇ〜 > > でも、実は、あの本を読んだときは、現代女性の傾向が生々しくリアルに > 描かれているので、良し悪しはともかく結構面白いと思った覚えがあります。 > あと、作者が女性で、女性側の視点から描いているというので、同じ不倫ものでも > 読むのに抵抗がなかったのかも、なんて思いますね。 > > 確か広告の惹句が「夫以外との●●●はどうしてこんなに楽しいんだろう?」 > とかではなかったっけ??(笑) > > ヒロインの麻耶子も典型的自己愛型性格で、常に、男の人に賞賛されていないと > 生きている実感がしない種類の女なんですよね。たしか本の中に > 「どうして(世間の主婦は)男のひとに可愛いとかきれいだとか言われないで > 生きていられるのか、不思議だわ!」 > というセリフがあったと思います。 > > 麻耶子が浮気を決意するのも、夫との結婚生活に飽きて、夫があまり自分を > 女としてチヤホヤしてくれなくなったからなのですが、最近、出会い系サイトに > はまる主婦の淫蕩さの真相は、こんなところにあるのかもね、なんて思います。 > > > > さて、更新ですが、う〜む、やはり休み中はともかく、仕事がはじまると > なかなか難しいですね、苦戦しております(笑) > 先週から体調もイマイチなので、今週は、あまり一生懸命に頑張らずに、 > 淡々と仕事をこなそうと思っております。 > > みるさんもお体、お大事に〜〜〜 > 暖かい春が待ち遠しいですね。 > >
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