| 12月17日より「別冊人間像」作業に入りました。『つばさの人』、『ひとり飛ぶ』、『女流飛行家第一号』、『絆』、『おお!少年航空兵』と来て、今日から『渡り鳥記』へ。 「人間像」に発表された作品についてはその作成ファイルを利用し、他誌に発表されたものについてはいつものワープロ原稿から始めてと、作品によって作業が異なるので、今回はなかなか時間が読めない。加えて、大雪があったり、世の中が年末年始のモードに入ったりで、なかなか落ち着いて作業していられないのが少し悩みですね。
お父様、ごめんなさい。いつまでも手をふっていられたお父様の孤独なお姿が、私の心に今も消えずに残っております。 七尾よ、さようなら。私の過ぎし日よ、さようなら。空虚になった自分の心をどうしていいのかわかりません。 (平木国夫「絆」)
この『絆』の次に、「七尾中學一年 平木國夫」が書いた『おお!少年航空兵』が続くなんて、粋な演出ですね。平木氏の作品は二度目に読み返した方が感じます。こんなにきっちりした作品だとは思わなかった。
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