あんこう椿 ..2007/06/30(土) 08:11 No.170 |
| ◆みるさん
おひさしぶりですね。お元気そうで何より♪ そういえば、独身の友人も、去年の夏、母、姉、姉の子と一緒にギリシャに家族旅行をしてました。 ギリシャって家族旅行しやすい国なんでしょうか?(笑) お母さん、すごく喜ばれたでしょう?娘さんに労わってもらって海外旅行なんて、幸せなお母さんですね。
私も、8月上旬にまた東京の実家に里帰りしますが、飛行機代が高いんですけど、親が生きている間に顔出さないと、後悔するかな〜などと思ったり(子供たちも妹の子に会いたがっているし) 親には、いつまでも元気で長生きして貰いたいものですね。 「風の祝福」、完結まで長かったですね〜(笑) 原稿は書き上げていたんだけど、掲載するのがなかなか難しい・・・ 特にここ2年はフルタイム仕事と兼ねてだったので、サイト運営にあまり時間が取れなかったですね。 でも、2年もかかったおかげで、結構、自分では納得のいくまで推敲や書き直しが出来ました。 「小説を書くのに生活がかかっていない」というのは、良いことですね。 私のやっているのはパロディに過ぎませんけど、それでも創作というのは、常に自分の内面を見つめる作業なんだな、などと思います。
私の書いた作品が、みるさんのお楽しみになれば良いのですが、期待はずれだったらごめんなさいね〜(笑) 私自身は書くことで、ものすごく楽しめました。とくにお気に入りはテリピヌ殿下の純愛のあたり・・・ テリピヌ殿下の魅力は、ごく若い女の子にはなかなか理解できないでしょうね〜 でも、彼には「静かな強さ」があると思うのです(これも買いかぶりだったら、どうしよう??笑)
天河外伝ですが、昨日の日記に書いたように、おかしな燃料投下にはなっております(笑) まあ、今のところは、続きに期待しようと思いますが、一応、篠原先生の作品のファンサイトのくせに、そして、原作者の許諾を得ない二次的作品を掲載しているくせに、生意気な感想を書いちゃって大丈夫なんかいな?と自分で自分を心配したりしております(笑)
プロの漫画家というのは大変忙しいので、1つの作品を創作するにあたり、あんまり詰めて考える時間がないんでしょうね。 とにかく、締め切りに追われて、ところてん式に作品を作り出すのではないかと・・・ それで、今回の天河外伝も「やっつけ仕事」になってしまい、あのように底の浅い、誠実さに欠ける作品になってしまったのかも、なんて思いますね。
そういえば、映画でも「パイレーツ3」も「スパイダーマン3」も、酷評されていますが(前田さんの超映画批評)、みるさんはパイレーツ3をご覧になりました? 「パイレーツ1」は、大変良い作品でしたが、「パイレーツ2」は、なんだかな〜?という感じになり、「パイレーツ3」はガラガラ、ドッシャ〜ンと沈没しているようですね(話題作なので、それなりに人は入っているのでしょうが) 私が不思議に思うのは、どうして、2や3になると、質が低下してしまうのだろう??ということです(天河外伝も同じ) 第1作目で、観客(読者)のハートを魅了した要素が、2作目、3作目では、作者本人にもつかめていないんですよね。 BASARAという漫画に、外伝として揚羽(青い衣装の男)の悲惨な生い立ちの話がありましたけど、あれを読んだとき、ちょっと作者のセンスを疑ったりしてしまいました(笑) 揚羽も深い苦しみを乗り越えて、それでも優しさを失っていない大人の男として造詣されているキャラクターな訳で、あのようなトラウマを克服する過程は、読者のぼんやりとした想像に任せておくのが良いのではないかと思ったからです。 まあ、強い要望があったら描いたんでしょうけどね〜
私が思うに、漫画家という人達も(他の芸術家によくあるように)、心の中で「私が本当に描きたいのは、こんな作品じゃない!」っていう思いがあるんじゃないか、という気がします。
例えば、自分の現実生活の恋愛が上手くいっていないので、自分の作出したヒロインにも嫉妬して、本音はハッピーエンドにはしたくなかったり、あるいは、ハッピーな完結を期待している読者を裏切ったり、幻滅させたかったりとか・・・ このあたりに、まさに、作者の生き方が、そのまま作品に反映されてくるんだな〜などと思います。 私としては、常にユーリちゃんにもカイルにも(最終的には)幸せでいて欲しいし、私の作品や日記を読む方にも幸せになって欲しいと思いますが(もっとも、幸せになるのは努力と忍耐が必要ですが)
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