あんこう椿 ..2009/01/12(月) 21:51 No.201 |
| ◆コロまゆさんへ
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。 こちらこそ、今年もよろしくお願いいたします。
パロディ、山場を前にして今は中断しております(笑) でも、1月中にはどうにか書き上げようと思います。 来週の週末と再来週の週末はどこにも出掛ける予定もないし。 早くラストまで書き上げないと気持ちが落ち着かなくて(笑)
>1月16日(番組表では15日)深夜0時45分からフジテレビで源氏物語のアニメが連載されるみたいです。
情報、ありがとうございます。 フジテレビの動画、見ました。すごく短いので3回くらいリプレイして見入ってしまいました。 2人の男は源氏と頭の中将でしょうか? 肩から着物を滑らせて肌をあらわにする女人は藤壺の女御(後の中宮)? その後の、源氏と思われる男のびんの毛のほつれ・・・ う〜ん、悩ましい(笑)
アニメにしては絵がかなり良いので(イメージが全く崩れない)見たいのですが、深夜なのでどうかな〜 録画という方法もありますが・・・
そういえば、まだざざっとしか読んでいないのですが、最近でた新書で
「男が女を盗む話」 〜〜紫の上は幸せだったのか?〜〜 立石和弘著 中公新書 840円
というのがあるのですが、これがなかなか面白いのです。
この本の97ページ以下に源氏が紫の上を略奪するシーンについて、年代ごとの解説があります。
@ 1951年映画
長谷川一夫演じる源氏が、音羽信子演じる紫の上を文字通り略奪する。 音羽信子は嫌がって泣き叫んでいる(写真付き)←大笑いできます(笑) 尼君は孫娘の名を叫び続けて、やがて崩れ落ちる。
A 1961年映画
市川雷蔵演じる源氏が、若紫に「共にまいろう」と言って、若紫も素直にうなずく。嘆くのは尼君だけ。
B 1987年映画(アニメ)
源氏が「私と一緒にまいらぬか?」と聞き、若紫も「紫、お兄様のこと大好き!」と答える。尼君は出てこない。
さて、フジテレビ版ではどうなるのでしょう? ものすごく興味があります。
ついでに書くと、@の源氏はどうも天河でいうラムセスのような男であるのに対し、Aの源氏はラムセス+カイルの混合型、Bはどうやらカイルのようなカイルでないような・・・う〜ん(笑) コミックス12巻のカイルは@で、14巻のカイルはBのような・・・ああ、私、何が言いたいのか(笑)
いずれにせよ、源氏はいろいろな点で楽しめますね。 蛇足ですが、この新書によれば、王家と天河の主要テーマ「略奪婚」は平安時代からの定番だったのね、ということがよくわかります。 それで、略奪の結果は大抵不幸で終わる・・・しかし、紫の上は幸せだったのか否かは、非常に難しいですね。 ユーリちゃんは略奪されなくて、本当に良かったわ!!
ちなみにチンギス・ハーンのお母さんのホエルンも略奪されて、チンギス・ハーンを産んでいます(その後5人も続けて産む)。 チンギス・ハーンの正妻ボルテも略奪されてしまう・・・チンギス・ハーンは奪い返しますが。 昔は略奪だらけだったのね。
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