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No.87 への▼返信フォームです。


▼ トリスタンとイゾルデ観ました♪   引用
  コロまゆ   ..2006/11/05(日) 01:49  No.87
 
 
こんばんは。
皆さんは3連休をいかがお過ごしでしょうか?
我が家は、主人は仕事、上の娘は学校と、普通の週末を
過ごしています。
あんこう椿さん一家はご旅行とのこと。
残り1日楽しくお過ごし下さいませ。


《トリスタンとイゾルデ》

あんこう椿さんお薦めの映画トリスタンとイゾルデ、観てきましたよ♪
よかったです!

感想はあんこう椿さんが書かれているまんまって感じ、主人公二人のイメージはもう正にその通り、同感でした。


ストーリーは王道の悲劇を捻りなくぶつけてきて目新しいわけではありませんが、彩度を抑えた映像からは陰鬱とした当時のヨーロッパの時代背景が投影され、騎士としての忠誠心や誇り、愛国心や平穏な暮らしへの渇仰が、悲劇にならざるに得ないファクターとして内在することにより、終始お涙頂戴の悲恋物にせず歴史物語として展開していました。

悲恋+不義密通とくれば、昼メロ愛憎ドロドロって感じになりがちな気がしますが、このお話は観終わったあと、哀しくはあるが清々しいものがあり、スッキリと収めることができましたわ。

トリスタン、若者らしい色気に悲哀漂う貌、笑顔に閉じ込めた苦悩と嫉妬、イゾルデがマーク王の妃に決まった後、自分達の立場と運命を彼女に諭し、一度突き放すものの、触れ合える程の距離に存在する彼女を目に映し、愛に誠実でひたむきな感情をぶつけてくるイゾルデを受け入れ、忠誠心との狭間で揺れ動く感情を見事に好演していたと思います。 

>巻き毛の美男子って、あんまり日本人好みではないですよね?ちょっ>と、眼が中心に寄っているような気もするし、
ふふふ、そう、そうなんですよ。個人的には好みの部類じゃないんですが、トリスタン役としてはOKって感じ・・・かな。

それからイゾルデ、あんこう椿さんのおっしゃるとおり、久し振りに柔らかなお姫様を見た気がします。(最近は勝気で小悪魔的、または怖そうなおねえ様風な方が多かったですものね)

>優しく、清楚で可愛らしく、知的で、情熱的で、行動的でもあるの
>に、どこまでも女らしく一途で可憐で、だけど、同時に凛とした強さ>も持っているんですよね
あんこう椿さんが書かれているそのまんまの役で、好感が持てるお姫様でした。

欲を言えばもう少し華奢な外見が加われば儚さが増し涙倍増だったのにな〜。

なぜこう思うかというと、この二人の恋愛は、どちらかと言えばイゾルデの方が引っ張る形なんです。マーク王への忠誠心と罪悪感でトリスタンが引き気味になってしまうのは仕方がないことなので、外見だけでもトリスタン圧勝(笑)にして、カイル&ユーリみたいな恋愛関係を味わいたかったのです。(古乙女萌え)


あと、イゾルデはあの時代の王族にしては恋愛に夢や希望を持っている女性ですよね。政略結婚や意に沿わない結婚を強いられるのは多いだろう中で、負傷して偶然現れ、惹かれ合う仲になったトリスタンは、イゾルデにとっては自由への一筋の光であり、『生は死よりも尊く、愛は死よりも尊い』、この言葉を体現できる唯一の存在だったことでしょう。


そしてこの二人の愛を死よりも尊いものへ昇華させてくれたのは、マーク王の大きな愛情だったんじゃないかな。二人の愛が破滅へのしるべではなくて救われたと思います。                 (この人、男気のある良い雰囲気を出してましたね〜。
妃に迎えたイゾルデに惚れ込みちょとオロオロって感じも
またよろし。
ラストサムライの渡辺謙に似てませんでした??)



この映画を観たあとにナキア様が浮かびましたよ。
ウルヒとナキア、トリスタンとイゾルデのように敵対する
国同士ではなく、忠誠を誓う主の妃でもありませんが、
見つめ合える距離にありながら、触れることも肌を重ねる
こと叶わぬ二人。トリスタンとイゾルデのように心に
枷がない分余計に心の持っていきようが難しかったでしょうね。
(ウルヒとナキアの生き方は賛同できるものでありませんが)



◆祈莢さん

ハチクロ読みました。昔の気持ち優先型の漫画でした。
ラストは祈莢さんがおっしゃる通りですね。
あとね、山田君の生い立ち設定は、シリアスモードをいれるため?

◆駿河さん

初めましてコロまゆです。
色々おしゃべりして下さいね。
以後宜しくお願いします。




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