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〈沼田流人〉関係を一旦止めて、「人間像」作業を再開することにしました。『「血の呻き」の発禁をめぐって』を書くには、やはり大森光章『このはずくの旅路』をアップしてからの方が正解、正確だと思ったからです。それにもしかすると、『このはずく』は、現在「人間像」で進行中の千田三四郎〈乾咲次郎もの〉に絡んでくるのではないか…という予感もちょっとあります。いずれにせよ、慌てて結論を出す愚だけは避けたい。
第115号は、久しぶりの村上英治『あした秋篠寺へ』(原稿用紙218枚!)を筆頭に、丸本明子『蓑虫』、針田和明『幌の女』、神坂純『母を恋うる記』といったラインナップ。針田氏は他に『二百一号室』という作品も発表しています。
一ヶ月前には、たしか、北海道にして30度越えの毎日の中にいたはずなのに… 二三日前、ストーブの試運転をしました。
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