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「トヨをどうする」 「聞いたって仕方なかべさ。あれがいて暮らしが立たねば、オンチャにカタルおらにしても同じことだ。いくらカマドガエシしたからって、三つになる子の食い扶持ぐらい、なんぼも掛からねべさ」 (千田三四郎「ばばざかり」)
第123号作業、始めました。世の中は連休みたいだけど、私には関係ないから。先ほど、千田三四郎『ばばざかり』を人間像ライブラリーにアップしたところです。 アップした『ばばざかり』には、「カタル(寄食する)」のように標準語翻訳?が付いているのですが、私には津軽弁が面白くてちょっといじってみました。
さて、次の平木国夫『北村喜八に乾杯』に行こう。第123号は小説だけでも十二本が並んでいるので、いつものようにラインナップの紹介は省略します。面白い作品に出会ったら、その時点でこのBBSに書きます。
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