| 昨日、『監獄部屋』前編をライブラリーにアップしました。ルビ処理で丸々一日かかってしまった。前編の内容は先日アップした『地獄』と同じですから、新字新かなの取扱いについて、北海道文学全集編集委員会と比較していただけると有難い。(幾分踏み込んだ処理をしました…)
伏字について。『北海道文学全集』の場合は、「三人の監視者は、……………葬ってしまった」のように、三点リーダー(………)のみで表記されていたのですが、金星堂版は、
「三人の監視者は、 、……………葬ってしまった」
のように、三点リーダー表記と空欄表記の二種類が使われている。私は空欄表記の字数を数えて忠実に表記しましたが、たぶんこの空欄が原因で、えあ草紙で読む場合に一行が時々間延びする現象が起こっています。残念だけど、今のところどうすることもできない。機械の故障でも、私のミスでもありません。みんな、伏字が悪いんです。
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