| 女子カーリングで全世界に飛び交っている北海道弁について書きたいなーと思ってたのだけど、「人間像」第30号と格闘している内に、世界の方が「そだねージャパン」まで一気に駈け上がってしまった。まあ、いっか。
さっき預けに行って来たしょ。見てたしょ 聞きなれない方言だ。いや聞いたことがある。北海道だ。「そうだよ」男はいった。明日受けるそれは北海道にある。富良野というところだ。 (山下澄人「率直に言って覚えていないのだ、あの晩、実際に自殺をしたのかどうか」)
三年前の芥川賞なら、待たなくても借りられる。で、湧学館の時には「読まなくちゃなー」とか思ってる内に読み忘れたものを今頃読んでるわけです。『しんせかい』はフツーでした。『限りなく透明に近いブルー』の昔から、自分の青春は何ものにも代えがたいほど大事なものなのだろうけど、私にはフツーでした。(芥川賞審査員はこの手に弱いね…) わずかに希望を感じたのは、同じ本に収録されている『率直に−』かな。この「富良野」の出し方はカッコいい。
「そだねー」もよかったが、北朝鮮の猿芝居をぶっ飛ばした女子アイスホッケーには大拍手です。あの試合以後、北朝鮮の何たら美女応援団が間抜けそのものに見えた。今日のテレビ見ても、「まだ居たのかー」という感じ。旧世界だわ。
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