| 勉強しながら聴く、ラジオの深夜放送が好きだった。 道央の町に住んでいるときは、北海道放送(HBC)の深夜放送を聴いていた。『オールナイトほっかいどう ヤング26時』という番組だった。ローカル局の人気ディスクジョッキーがいたのだ。 白馬康治、柴田恭、バード山本、金子亭ピン助、黒沢久美子……。 (今野敏「寮生」)
ふーん、こんなにディスクジョッキーいたっけ? 白馬康治が毎晩出ばっていたような印象ですけど。どうして北海道はこういう変な頑張り方をするんだろうって、当時も思ってました。「パックインミュージック」が聴きたいだけのに、なんでこんな陳腐な道民たちにつきあっていなきゃならないのか…と。
1955年の三笠市生まれとあるから、私と三つ違いですか。70年安保を高校三年で迎えるのと、中学三年で迎えるくらいの違いですね。(←この小説のキモでもありますね。) 函館ラサールの一年、二年、三年生の違いとか、遺愛の二年生という設定が上出来でした。今野敏の本読むのこれが初めてなんだけど、『隠蔽捜査』読んでみようかな。
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