| 先日の告別式には、沢山の方々にご会葬を賜りましたこと、心より厚く御礼を申し上げます。 こんなにも多くの方に惜しまれ、悲しみと親しみをこめて、手を合わせて頂けて、母も天国で嬉しさの涙が止まらないことと思います。
葬儀に先立ちまして、父からご挨拶をさせていただきましたが、その中で
「素子は笑顔のとてもいい人でございました。皆様も時折、あの笑顔を思い出して頂いたなら、その時どこかの星からほほえみ返してくれると思います」
と申しておりました。
これから先、私の人生の節目節目で、きっと母の笑顔に勇気づけられながら、乗り越えていけると確信しています。お母さん、長い間、お母さんから多くのことを教わりました。本当にありがとう!
告別式のお手伝いを頂いた皆様にも、この場をかりまして、厚く御礼を申し上げます。
また、五月に家元を引き継ぎました時、流派を引っぱっていく責任をひしひしと感じましたが、母が逝ってしまいまして、尚一層、身の引き締まる思いでございます。伝統ある桑原専慶流のいけばなが、今後もしっかりと根付きますように、枝葉をひろげていけますように、門人の方々とともに精一杯精進して参りたく思います。どうか、今後ともよろしくお願い申し上げます。 |
..2004/09/07(火) 01:53 No.42 |
|
|