| (上の写真は桑原専慶流テキスト1998年4月号の表紙より。花見弁当をテーマにして、白竹手提籠にスカビオーサとミニバラをいけた籠花で、素子先生の作です。)
籠の花生けに、少ない本数の花や枝で、軽やかに自然体にいけられた花が飾られていると、山の空気を吸っているような良い気分にさせてくれます。
籠花の季節の決まりについて述べましょう。
私は、籠の花いけというものが軽やかで涼しげなものですから、初夏から晩秋によく使います。お茶のほうでも5月から10月の風炉の季節の花入れとして籠をよく使いますよね。
でも籠によっては「夏・秋」にこだわらず、自由な発想で使うこともあります。
また、先に述べた初夏から晩秋の季節でもよほど暑い季節にはやはり竹籠なら白竹の籠をよく使いますね。そして、少し涼しくなったころには、煤竹(すすだけ)の籠が似合うことが多いようです。
お花をおいけになる時のご参考までに書いてみましたが、このようなことが基準であると理解して、ご自分でよく考えてみて下さい。
こんな回答でよろしいでしょうか。皆さんのご意見もお寄せ下さいね。 |
..2004/06/23(水) 00:38 No.24 |
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