| 先日、ひろーい和室を会場にして花会を催しました。NPO法人となった、いけばなネットワーク21京都の主催で、20作のいけばなが並びました。
外光を遮断して、昼間でも真っ暗な部屋に、白い行燈(あんどん)を置き、その光りの中で花を見てもらうという花会です。
今回、京都の竹屋さんに協力していただき、僕たちのイメージした竹の器をつくってもらって、そこに花をいける。つまり竹屋さんといっしょに出品したわけです。
みな、思い思いの竹の使い方を楽しみました。
僕のお願いしたのは、竹の馬。
大きい馬に、赤い実(かまつか)と淡紅色の菊。
小さい馬に、白い実(なんきんはぜ)と白い菊をいけました。
親子馬? 兄弟馬? 夫婦馬?
竹屋さんのあたたかなものづくりの心が、花を優しく受けとめてくれて、ほのぼのとしたいけばなになりました。 |
..2005/11/19(土) 12:10 No.139 |
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