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7月の北八ッ彷徨以来となるモリノブタさんが参加してくれるというので、知られざる地元の山を歩いてみようと思った。
ちょうど1年前、海岸寺山と源太ヶ城山を歩いた。体力的に楽で、歴史的な興味も湧き、もちろん誰と出会うこともない山である。このコース取りを我ながら気に入った。身近に見ている山でも、モリノブタさんにとっては初めてであろう。
海岸寺(浅川)峠への車道が新しくなっていくにつれ、参道の石段は分断され、今は登らずとも参拝できる。前回は、旧車道からの石段を登ったが、さらにその下にも石段が残っていて、これがおそそらくもっとも古いものかと思う。
その証拠には、石段の始まりの両側には、いったい樹齢何年だろうかという、おそらくツガだと思われる巨木が立っている。天然記念物級のこれらを観るだけでも価値があると思うが、すぐ横を車道で通過してしまう今では顧みる人もいない。
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