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毎秋恒例の、横浜YYグループとの山歩き、今年はちょいと体調がすぐれない人もあるので、適当に散歩できれば十分だという。
ならば、時おりしも中村さんの信州の展覧会が開かれているのだから、信州に1泊での旅行にしてしまえばいいんじゃないですかと提案したのだった。
ではそうしましょうとなり、その計画にたわらさんと東京のOさんも加わって、総勢8人で繰り出すことになったのは、小川村での展覧会最終日の日曜だった。
やっと秋らしい好天になった。日曜日の好天なら岡谷の渋滞が激しいだろう、しかも今宵の宿は大町だから、長野市側から小川村に行ったほうが合理的である。そこで、大門街道を行くことにしたのである。ちょうど白樺湖あたりで昼になるので、どこか眺めのいいところでお昼にしましょう。
日曜日なんかに行くことはないので、白樺湖にこんなに人がいるのは初めて見た。そんなときでも探せば誰もいないところはあるもので、気持ちの良い草原で、蓼科山を眺めながらおむすびをかじったのである。
たどりついた小川村の会場では、最終日とて中村さんもいたし、中村さんの地元の知人ご一行が大勢いたり、村の秋祭りの流れで、村長さんや村の人々まで集っていたりと、えらくにぎやかだった。
画家本人をまじえて楽しく観覧後、天気が良ければ北アルプス展望台に行ってみようと考えていたのが、あいにく雲が多くなっていた。さらに好天になるという翌日に展望はおあずけにし、一路大町駅前のホテルに向かった。
夜は、閑散とした大町のメインストリートを歩くこと10分たらずの居酒屋で、1日目の打ち上げとあいなった。
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