ロッジ山旅 掲示板&山行記

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 西側から薙鎌神社に登る    ..山旅     返信
      2024/09/20(金) 11:41  No.7128
 
 
昨今では珍しく3人が手を挙げてくれた木曜山行だった。

真夏と変わらない暑さが続いている。それでは、涼風を求めてまたまた行先は霧ヶ峰か、でもあまりにそればかりでは芸がないと悩んだ。

霧ヶ峰でも立ち入ったことのない場所があるにはあるが、もう自分も含めてそんな苦労しそうなところに行くメンバーでもない。

そこで、伐採で大展望地になって以来、足しげく通う薙鎌神社へ、いつもは、ほぼ高低差のない東側から行くのを、西側の麓から周回してみることにした。昨今、ピークハントのない山歩きが続いているが、西側からなら、薙鎌神社を頂上としてもおかしくない。

まず、強清水から続く下水道の上にある作業道を、かつて上諏訪からのバス終点だった科の木から池のクルミへと続く道に合流するまで下る。そこから登りに転じ、その昔、大勢のスキーヤーがたどった道をたどる。今、年に何人がこの道を歩くだろうか。

下水道の上に造られた道の入口は、よほど注意していないと見つけられないが、入ってしまえば、緑に覆われた広い道が続いている。科の木からの道は諏訪市の清水橋水源地を過ぎてから先は、車の往来は絶えて久しいような道である。

このルートのいいところは、危険な部分が皆無なことと、池のクルミに登りつくまで、一切展望がないところで、突然目の前に展開する霧ヶ峰の大景が新鮮なことである。もっとも、私なんかは、もうあまりに見慣れた風景だから、不感症ではあるが。でも、霧ヶ峰が初めてだという江戸川のSさんにはどのようにこの風景が映っただろうか。

そして、このルート最大の傾斜を登り、やっと頂上に登りついたという感じのする薙鎌神社からは、雲が多かったものの、南側180度にそこそこの展望が得られた。ここで長く休んでいるうちには、やや雲行きが怪しくなってきたが、車に帰りつくまで降られなかったのは幸いだった。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:西側から薙鎌神社に登る    ..鉄人M    
        2024/09/22(日) 15:11  No.7131
 
 
昨年のGW、不審火により焼け野原と化したカボッチョの視察を兼ねて、その数日後に私も薙鎌神社を訪れました。

ただし西麓の旧科の木バス停からではなく、池のくるみに🚙クルマを置いて、山旅さん曰くの"このルート最大の傾斜"を登降したのみでしたが…

薙鎌神社境内からの四囲の眺めは、多少春霞状態ではありましたが素晴らしいもので、悪しき"展望原理主義者"の私は、まさに太鼓判を押した次第です。

そこで、今回得られた"南側180度"の展望とは、まさに添付写真の方角ではなかったでしょうか…

昨年のこの時は、凪いだ諏訪湖の湖面から舞い上がってくる薫風を全身で受けとめ、心地良さを味わうことが出来ました。

薙鎌神社…
季節を変えて、何度でも訪れたい場所です。


 Re:西側から薙鎌神社に登る    ..山旅    
        2024/09/23(月) 11:17  No.7132
 
 
今回は、曇りのわりには展望があったんですが、日本アルプスの山々の稜線は雲に隠れておりました。9月では、見えていたとしても黒い山なので、やはり雪をかぶっているほうがいいですね。

ススキがかなり増えているように思いました。定期的に手入れして、展望を保ってほしいものです。



 バリ山行    ..yoichi [URL]     返信
      2024/09/21(土) 06:49  No.7129
 
 
先日ロッジへ伺った時に、奥様から『バリ山行』の本を貸していただきました。1日で読んでしまいました。読みやすいです。場所が六甲山なので、ちょっと縁がないかなと思っていましたが、読んで見て、長沢さんの木曜山行はまさに「バリ山行」ではないかと思った次第です。「バリ」がバリエーションルートの登山だとは知りませんでした。
13分ほどの動画で図書紹介を作りました。私なりの紹介です。長沢さんから写真をいただいて使っています。

https://youtu.be/vgRMAT_Moic


 Re:バリ山行    ..山旅    
        2024/09/21(土) 08:43  No.7130
 
 
さっそく視聴しました。

家内は小説好きなのでその本を買ったのですが、私が小説など読まない、さらには芥川賞なんて聞いただけで逃げ出すのを知っているので、読んでみろとも言わずに北島さんのところへ嫁いだのでした。

おかげ様で内容がわかりました。たしかに、読みやすいというだけでも、芥川というより直木賞っぽいですね。

「バリ山行」なんて普通の人にはわからないどころか、私にだってピンときませんでした。北島さんと同じく、インドネシアの山に行った話かと思っておりました。

作者によるのか編集者によるのか、特異な名前で目立たせようという作戦かもしれません。「バリ」は「すごい」とか「とても」といった形容に使う若者言葉(方言?)だったようにおぼえているので、そのあたりと掛けているのかなあとも考えました。

ともあれ、ことに外国語のカタカナ読みを略してしまうのは日本語の特質ではありますな。とてもエモいと思いました。



 月夜のでんしんばしら    ..yoichi [URL]     返信
      2024/09/20(金) 09:10  No.7127
 
 
鉄人Mさんが宮沢賢治の愛読者とは存じ上げませんでした。宮沢賢治の作品は、声に出して読むと面白い作品が多いです。そこで、私は、デジタル絵本と称して動画付きの朗読作品を作り、アップしています。ロッジ山旅に展示したのは、その時の原画の一部です。月夜のでんしんばしら以外にも、いくつも作っています。お時間のある方は、ご覧ください。私の山の絵とはまた別の表現になっています。

https://youtu.be/zaHwAC0aL2A

私のホームページからも入れますし、YouTubeのyoichi kitajimaのサイトからも入れます。



 永明寺山    ..山旅     返信
      2024/09/13(金) 09:10  No.7125
 
 
ここ数年、ひとりでぶらっと山歩きに出かけることがなくなってしまった。今年からは営業形態が変わって、週の2日以外は家に居なければならなくなったのでなおさらである。

木曜日は、手を挙げる人があれば一緒に出かけるが、それも最近では少なくなって、つまり山と疎遠になるばかりである。かくてはならじ、とも思わないのは、とっくに山との蜜月が終わっているからだろう。

午後に茅野での用ができたので、たまには、ひとりでぶらっと、という山歩きでもしてみるかと出かけたのが、時間が短くて済む永明寺山だった。

頂上が大きな市民公園になっているこの山には、車を使えば歩くことはない。車で登れる山に麓から歩いて登るのがわりと好きなので、いろいろなルートで何度か登ったことがある。そのいずれも、地図に載っているようなルートではなかった。https://yamatabi.info/2017a.html#2017a1

去年だったか、茅野市を車で走っていて、山に入っていく小道を見つけた。これは永明寺山への登路に違いないと調べてみたらその通りで、それ以外にも、おそろしく多くの道が頂上へと通じているのだった。

入口を発見した小道が何よりだと思ったのは、じつに好適な駐車場があったからだった。マイカー登山で重要なのは何よりも駐車場なのである。

真夏同様の猛暑だという日だった。8月ひと月分の雨が1日で降った、なんて表現を台風のときによく聞いた。こちらは、ひと月分の汗を数時間でかいた。

これまで何度も永明寺山公園に行ったが、これだけ立派な施設があるというのに、人影を見たことがほとんどない。見ても数人だけである。

昨日も、大きな機械で芝刈りをしている作業員以外に人影はなかった。ことに、三角点のある、公園東側の展望台なんて、行く人があるのだろうか。石垣といい、鉄平石を敷き詰めた階段といい、半端ではない金がかかったろうに。

こんなすばらしい公園が東京にあったら、平日でも1000人くらいは群れていることだろう。


 Re:永明寺山    ..山旅    
        2024/09/13(金) 09:19  No.7126
 
 
公園内にふたつも展望台があって、各々に山の展望図もある。展望台を造ったからには、あたりの木は定期的に伐らなければ宝の持ち腐れである。葉の茂っている時季では、展望がかなり隠れる。芝を刈るよりは木を伐れと言いたい。

麓から通じる道には、いくつもの分岐があって、いずれにも道標がたっているが、行先の地名にまったくなじみがないので、どこにどう通じるのかわからない。麓の住宅街にひとつだけ全体図の看板があって、それを見てようやくわかるといった具合である。

参考までに載せておく。秋から冬、そして新緑のころまで、軽い山歩きには最適だと思う。ここには諏訪市側のルートがないが、あちら側にも歴史的に面白そうな道がある。いずれ行ってみたいと思う。



 山旅ギャラリー 北島ルームの絵の入れ替え    ..山旅     返信
      2024/09/07(土) 10:08  No.7121
 
 
山旅ギャラリー出展の画家、北島洋一さんが、部屋の絵を入れ替えて、秋バージョンにしてくださった。

まだ秋とはいえない猛暑続きだが、部屋の中は一気に秋めいた。

ご観覧をお待ちしております。


 Re:山旅ギャラリー 北島ルームの絵の入れ替え    ..鉄人M    
        2024/09/08(日) 10:11  No.7123
 
 
「北島ルーム」室内の下の写真…

右から2番目に掲げられている『月夜のでんしんばしら』は、宮沢賢治の愛読者である私にとって、最高に心打たれる作品です。

今夏に観覧したさいも、素晴らしい筆致を至近にひしひしと感じつつ、その場から立ち去りがたい思いがしました。

作品が"秋バージョン"に代わっても、そのまま展示が続いていることは本当に嬉しい限りです。
みなさま、是非とものご観覧をお薦めいたします。

さて、宮沢賢治作の"原画"を添付してみました。
こちらは、少しおどろおどろしい雰囲気ですが…
原作童話も、合わせてご一読していただけましたら幸いです。


 Re:山旅ギャラリー 北島ルームの絵の入れ替え    ..山旅    
        2024/09/08(日) 18:29  No.7124
 
 
食堂には、夏が終わるまでという約束で、すがぬまさんの絵を飾っておりましたが、これも北島さんの絵に入れ替わりました。









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