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久しぶりに木曜日に好天の予報、希望者があればひと月ぶりに山歩きに出かけようかと思っていたら、前日になっても誰も手を挙げる人がいなかったので、では今週もお休みかと。
すると夕方になって裏のご隠居さんから軽く歩きたいと電話があった。なら近場でどこかに出かけましょうかと、調べたら7年ぶりとなる御神楽岩に決めて出発した。
ところが、入山口付近は道路修復工事でごった返していて、車を停める場所もない。これではどうしようもないと、三味線滝あたりを歩いてお茶を濁すことにした。
八ヶ岳横断歩道には、高原道路や林道にエスケープできる道が何本かあって、いずれもほぼ歩く人はいない。それもそのはず、道標が要所になくて、知らぬ人には歩きようがない。それなのにいずれも定期的に草刈りがされているらしく、そのうえ岩ゴロがまったくといっていいほどなく、実に歩きやすい道である。暑い時季、その道をぶらぶら歩くのは絶好の納涼散歩である。
遠まわりして三味線滝に着いたら、もう今日はこれで十分だとご隠居さんが言うので、観音平まで行くつもりだったのをやめて、笹に埋もれた旧道を下った。
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