ロッジ山旅 掲示板&山行記

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 冷山、黒耀石徘徊    ..山旅     返信
      2024/08/02(金) 15:20  No.7102
 
 
名古屋のNさんと、山の絵描きさんが下界の猛暑から脱出してくるという。これは何が何でも納涼しなければならぬ。前回、北八ッを徘徊したとき、冷山のことも掲示板に書いた。それで、おのずと冷山の黒耀石の大露頭が思い出されたのである。

名古屋のNさんとは冷山に登ったことがあるが、その山腹にある黒耀石の大露頭には行っていない。あれは観る価値があるし、静寂の苔の森は納涼にぴったりである。

去年、初めて大露頭を訪れたが、同じルートでは面白くないので、今回は、この大露頭探索を記録した『八ヶ岳の三万年 ー黒曜石を追ってー 』(小泉袈裟勝著・法政大学出版局)という、1987年に出版された本での探査行のルートをなぞってみることにした。

この本は、15年あまりに及ぶ、麦草峠近辺や冷山での黒耀石探査行の記録である。1978年、冷山の露頭を発見するまで、なんと4年もの歳月がかかっているのである。しかし、すでに50年近くも前のことである。森の様相もすっかり変わっていることだろう。

事情で、今回は山歩きはしないでスケッチをしているという山の絵描きさんに車の配置を手伝ってもらい、Nさんと私は山に入った。

人のものともケモノのものとも思える道を拾いながら登って行った。途中、作業道だったらしき痕跡をたどったりもするが、全行程の9割は苔の上を歩いていたように思う。

1度行ったところだから2度目はさほどの苦労はなかった。たどり着いた大露頭そのものは黒耀石の塊という感じはしないが、ところどころにガラス質が露出してギラギラと黒光りしている。

この上なく静かな森の中で長く休んだのち、苔の絨毯を踏み抜かないように注意しながら、デポしてあったNさんの車へと歩いた。

Nさん、山の絵描きさん、お疲れ様でした。


 Re:冷山、黒耀石徘徊    ..名古屋のN    
        2024/08/02(金) 16:52  No.7103
 
 
標高1000mの「ロッジ山旅」の夜、久しぶりにクーラーなしで眠れました。涼やかな風に吹かれた地から、最高気温38度・39度の名古屋に帰着しました。

北八ヶ岳の冷山(つめたやま・2193m)の山腹、苔むした樹林の中、ほとんど夏の日差しにもあたらずの「納涼山行」にひたりました。前回の冷山山行では、発見できなかった黒耀石の大露頭、見事に辿り着きました。露頭は想像よりもはるかに大きく、かなりの広がりもあるであろう黒耀石の鉱脈が密かに森の中に眠っていました。

『八ヶ岳の三万年』も夜の寝床で走り読み、山と旅と本のロマンも漂った「納涼山行」良かったです。



 Re:冷山、黒耀石徘徊    ..山の絵描き    
        2024/08/02(金) 22:12  No.7104
 
 
涼しい時間を過ごせました。夜、ぐっすり眠れたのはいつ以来のことか…。

お二人を冷山取り付きまで送った後、展望台に戻りスケッチタイム。でもいつもの調子が出ません。連日の暑さで疲れが溜まっているのと、前夜、やはり暑くて午前1時ころから寝付けなくなり完全寝不足。そんな身にロッジ山旅で過ごせた時間は、まさに清涼剤そのものでした。

翌朝はのんびり道端の花々や甲斐駒・北岳・赤岳など豪華な景色を楽しみながらの散歩。絶景を目にして空気は爽やか、なんという贅沢。と、そこに映画のような光景が・・・

パカッパカッ と蹄の音を響かせながら目の前を通り過ぎて行きました。


 Re:冷山、黒耀石徘徊  竹シーツ    ..山旅    
        2024/08/03(土) 09:31  No.7105
 
 
おふたりが熟睡できたという夜、私は暑くて寝苦しくて困ったのであります。要するに稀代の暑がりというわけ。

数日前、東京の友人がやってきて、暑さ対策として「竹シーツ」なるものを使っており、快適であると教えてくれました。なるほど、そんなものがあるのかと、さっそく取り寄せてみたんです。

翌日には早くも届いて、昨夜使ってみました。薄い麻雀パイを無数(実際に数えたら1610個)に結び付けたような形態です。もちろん布のシーツと違って固いですから、慣れぬうちは違和感もあるかもしれませんが、もともと固い布団で寝ている私の場合は問題ありませんでした。

暑い日には、私は短パン一丁で寝ておりますゆえ、寝返りを打つたびに竹が直接肌にあたり、冷っとします。昔からある寝ゴザをパワーアップしたようなものでしょうか。スノコの上に寝ているようなものでもありますから、湿気がこもらないのもいいのでしょう。

エアコン使いたくない派には好評のようですよ。アマゾンで5000円程度で売っております。お試しあれ。



 山と森と旅と    ..森の豚     返信
      2024/07/29(月) 16:20  No.7100
 
 
FM八ヶ岳は東京では聴けないものとあきらめていたら、先日の山行でFM八ヶ岳の入れ方を教えてもらった。
まずスマホの「プレイストアー」から「radimo」というアプリをインストールして、その中でFM八ケ岳を登録します。すると「radimo」のアプリがフロント画面に現れ、それをクリックしたらFM八ヶ岳のホーム画面が出てきます。
そこでスタートマークをクリックしたら、現在放送中の番組が聴けました。なんと本日放送中の11時からの「山と森と旅と」ではないですか。長沢さんの低声の魅力で映画の話でした。
うれしくて聞き入ってしまいました。
次回からは、カレンダーに印をつけて必ず聞く様にします。


 Re:山と森と旅と    ..山旅    
        2024/07/29(月) 18:21  No.7101
 
 
ご聴取ありがとうございます。今月は第5月曜日まであったので、3回目の放送日になったのでした。

インターネットのおかげで、こんな小さな地方局の放送まで、全世界で聴けるのですからすごいことですよね。しかし、そうなると選択肢は無数なわけですから、その中から選んでもらうのは大変なことです。

アナウンサーではないので、滑舌の悪さはご容赦願うとして、絶対に役に立たない内容を、という方針については自信を持っています。

今日の午前、たまたた来月分の収録日でした。最初の放送は5日です。お楽しみに?



 今週の木曜山行    ..山旅     返信
      2024/07/23(火) 15:32  No.7091
 
 
高原歩きでは真夏の日差しがきつすぎる。というわけで、今週は北八ッの森、納涼散歩とします。

 Re:今週の木曜山行    ..山旅    
        2024/07/26(金) 09:14  No.7092
 
 
夏の日本アルプスの写真なんかを見ると、世にもさわやかに見えるけれども、日よけの下でじっと座っているわけでなし、行動すれば、じりじりと夏の日差しが容赦なくて暑い。

納涼山歩きは標高の高い樹林帯に限る。というわけで、猛暑の夏に毎度お世話になるのが麦草峠付近である。なにせ車から降り立ったところがすでに2000mだというのだから実に手軽である。それだけに人気の観光地なので、歩くにも工夫がいる。

表通りをちょっとはずして裏通りに入れば、誰もいなくなるのは街も山も一緒で、そんな裏通りの山「冷山」なんて名前からして納涼だと、何度も繰り出した。道がないから、登るたびに違うところを歩くので面白い。でも今回は、もっと軽く歩けるところをと考えて、数年前に歩いた麦草峠越えを3分の1くらいの行程に縮小して周回コースを設定した。

自分の興味で未踏の部分を取り入れたが、行く手にコメツガの幼木が密集しているのを見てあっさりと撤退、かつて歩いたことのあるシラビソの森に再び入ることにした。

ちょうどその森の中で昼時となったので昼食の大休止とした。ところが、再び歩き出したときに、前にも来たところだと磁石も見なかったのは油断大敵、森から飛び出したところがなんと森に入ったところだったのにはびっくり。知らぬうちに森の中を弧を描いて歩いたことになる。気を取り直して、再び森に入り、あとは順調に予定のルートをこなした。

空には黒い雲があったが、なんとか降られずに済むかと思っていたら、森の中が突然シーンとして、つまり、鳥の鳴き声がまったくしなくなった。おや、これは何の前触れかと思ってまもなく雷鳴がとどろき、驟雨となった。

参加の皆様、お疲れ様でした。


 Re:今週の木曜山行    ..鉄人M    
        2024/07/27(土) 22:06  No.7093
 
 
麦草峠から訪れる冷山の森…

ピークハンティングを至上とする、悪しき"展望原理主義者"の私ですが、さすがにこの時季には、炎暑を逃れて彷徨してみたい、と思うや切です。

そこで、峠を挟んで反対の北側、峠から登り約1時間強で到達出来る、大好きな茶臼山展望台から望んだ盛夏の風景を写真に添えてみました。

美しい緑に覆われた冷山の"森中"は、さぞや居心地の良い別天地なのでしょうね。
横山さんが仰るところの、まさに"シャングリ・ラ"なのかもしれません。


 Re:今週の木曜山行    ..山旅    
        2024/07/28(日) 08:17  No.7094
 
 
暑中お見舞い申し上げます。

絵に描いたような、と申しますが、まさしくその通りの風景を絵に描いているわけですね。

大泉にいたって納涼に出かけたくなるのですから、東都となればなおさらでしょう。くれぐれもご自愛ください。

我々、もう最近はピークにこだわらず、人の歩かない林道をぶらぶら歩くなんてテイタラクです。まあでも、それもいいかな、と達観してきました。

今週の木曜も納涼に出かけるつもりでおります。


 Re:今週の木曜山行    ..名古屋のN    
        2024/07/28(日) 17:01  No.7095
 
 
酷暑の名古屋から、暑中お見舞い申し上げます。名古屋、連日暑いです。
納涼山行、来週の8月8日もあるようなら参加希望します。

昨日、長野県阿智村の市川農園さんの夏野菜の畑見学・試食・昼食会というものに参加してきました。「名古屋生活クラブ」という共同購入で長年利用してきた会社のイベントでした。

その農園の主は、東京から37歳で大鹿村に新規就農で移住、10年間大鹿村で農業を続けたものの、獣害(猪・鹿・猿)のために、阿智村に再移住された市川勝彦さん。農業と向き合って30数年。他の参加者との交流も含めて、今の農業や山間地の抱える問題を共有できました。

阿智村には両親を連れて、開館直後に行った満蒙開拓平和記念館があります。大鹿村との縁にも驚き、この場に投稿したくなりました。


 Re:今週の木曜山行    ..山旅    
        2024/07/28(日) 17:41  No.7096
 
 
えらく広範囲にわたってご活躍の様子、この暑い中だというのに、体力充分と拝察します。市川農園の方、きっと延齢草の佐藤さんもご存じかもしれませんね。

8日の木曜は、本業との兼ね合いで、残念ながら山行はお休みなんです。またのご参加をお待ちしております。


 Re:今週の木曜山行    ..名古屋のN    
        2024/07/28(日) 17:56  No.7097
 
 
そうですよね。夏休み期間、「木曜山行」はお休みが通常でした。8月1日の「木曜山行」もお休みでしょうか。催行予定なら、参加したくなりました。

市川さん、「延齢草」のことご存じでした。「名古屋生活クラブ」が、「延齢草」の山羊のチーズなどを扱ってきた縁もあります。

昨日は、市川さんのもとで就農を学んで、同じ阿智村で農業をするKさんも、名古屋市からの移住組で、名古屋時代は地元の某カレーチェーン店の店長をしていた方でした。


 Re:今週の木曜山行    ..山旅    
        2024/07/28(日) 20:55  No.7098
 
 
1日は行く予定ですよ。ぜひご参加ください。行きでも帰りでも、名古屋から参加しやすいようなコースを考えますので、予定が決まったらご連絡ください。

 Re:今週の木曜山行    ..名古屋のN    
        2024/07/28(日) 21:10  No.7099
 
 
それでは、1日の早朝出発で現地に行きます。その日はロッジ宿泊にします。納涼山行、楽しみです。


 車山(肩から諏訪隠しへ)    ..山旅     返信
      2024/06/07(金) 07:31  No.7062
 
 
久しぶりに名古屋のNさんが参加、山歩きをしてそのまま帰名するというので、季節的にも位置的にもどうしたって中信高原のどこかへとなる。

車が2台あるので、うまく活用できるルートを考えた。ありとあらゆる選択肢があるなかで、結局、車山に登ることにしたのは、どうやら天気もまずまずのようなので、霧ヶ峰第一の展望を楽しむことにしたのである。登りはごく簡単に肩からとしたが、下りは一般道から分水嶺の稜線に入り、諏訪隠しを経ることにしたのが、少々工夫したところだった。

Nさんにとっては、若き高校教師のとき、林間学校で生徒を引率して以来の車山だとか。中信高原界隈はNさんともさんざん歩いたけれども、いかにも観光地の車山を木曜山行としては敬遠していたのだった。

登山道や頂上では、大勢の中学生と遭遇もしたが、それでも広い頂上ではさほど気にならない。雲は多めとはいうものの、とおく北アルプスも望め、登ってきた甲斐はあった。立派な椅子が新調された広いテラスでひとしきり南側の風景を楽しんだあと、北側にもあるテラスで長く休んだ。

今年は、レンゲツツジがわりと当たり年に感じる。白樺湖の上あたりでは今や盛りだった。これからの1週間くらいで、もっと上のほうまで花盛りとなるのではないだろうか。


 Re:車山(肩から諏訪隠しへ)    ..名古屋のN    
        2024/06/07(金) 08:34  No.7063
 
 
3月14日の身延の「木喰上人山行」以来の「木曜山行」、参加するはずだった富田さんの衝撃の訃報に、翌朝接した折からもう3ヶ月近く。

何度も来ている霧ヶ峰周辺だが、行きがけにも諏訪湖畔の「片倉館」の由緒ある(1928年完成)温泉に浸かってから車で登った、標高1700mを越える爽やかな高原の風と四周の眺望。やはりいい。

前泊でご一緒したTさん一家とのお話も楽しかった翌朝、車山の肩から山頂を経て「諏訪隠し」に至る縦走コースを歩いた。自然と富田さんの話にも何度もなりつつ、雄大な展望をゆっくり楽しめた。高原は、ハルゼミやウグイスなどの囀りが賑やかだった。

地元愛知の中学生一行の賑やかなグループ(5クラス)とも行き合った。山旅師匠にも語った、車山山麓の宿に泊まって、八島湿原散策と翌日の蓼科登山が、最初の勤務校の林間学校だった。ある種「青春の日々」を思い出す地でもある。

山旅師匠にもらった、お別れの会で彼が配った富田さん自筆の「北杜市移住後の暮らし」年表。北杜市移住後の25年間を一覧して、今更ながらすごい歩み‥。

今後も、折に触れ語り継がれるだろう、おとみ山‥。


 Re:車山(肩から諏訪隠しへ)    ..山旅    
        2024/06/07(金) 09:13  No.7064
 
 
お疲れ様でした。

上の、Nさんの撮った北側テラスは、昨年の写真を見たらやっぱりありませんでした。この1年の間にできたんですね。

もともとあったテラスには立派な椅子が備えつけられていたり、段差にガードができていたりと、1年の間にはいろいろと変わっておりました。

この写真だけ見ていると、やっぱり観光地って感じですね。それはそれとして、リフトの中継駅から流れていた大音量の音楽は興ざめもはなはだしい。一刻も早くやめてほしいものです。あれに文句を言う人はいないんですかね。


 Re:車山(肩から諏訪隠しへ)帰りがけの駄賃    ..山旅    
        2024/06/07(金) 13:01  No.7065
 
 
八子ヶ峰を歩いていると、下に気分の良さそうな笹原が見える。毎度、それを眺めて、こんど行ってみようと思いながら、いつも忘れてしまう。

先週の八子ヶ峰で、また思い出した。そこで昨日の車山からの帰り道で、ちょうどいいやと帰りがけの駄賃に行ってみた。

たぶんあのあたりだろうと見当をつけていた場所とはちょっと違っていて、少々遠回りをしたものの、無事、その原にたどり着いた。

ほほう、これはいいところである。南に遠ざかる八ヶ岳の全貌が見られるし、ちょうど満開のズミの木が点在していて、しかも、その姿が良い。

じつに簡単に行けるのに、人外境めいた雰囲気もある。木曜山行の奥の手がまたひとつ増えた。


 Re:車山(肩から諏訪隠しへ)帰りがけの駄賃    ..名古屋のN    
        2024/06/07(金) 20:23  No.7066
 
 
オープンしたギャラリーの3人の「山の画家」さんの展示スペース、ゆっくり拝見させていただきました。お三方の持ち味がそれぞれの部屋に出ていて、山の本や写真とも併せて、山のギャラリーのようで、ゆっくりコーヒーも飲みながら「ロッジ山旅」でくつろぐのも良いですね🙆


 巨大タマゴタケ    ..山旅     返信
      2024/07/14(日) 08:23  No.7089
 
 
ロッジの裏の林にあったタマゴタケ、こんなに大きいのは初めて見た。横にあった3本も、ほうっておけば同じくらいになるだろうが、大きくなればいいというものでもないので収穫した。

 Re:巨大タマゴタケ    ..山旅    
        2024/07/14(日) 08:47  No.7090
 
 
まるで図鑑の写真のようだった。









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