|
今年度から山の絵ギャラリーを開設するため、この冬は準備に追われた。といっても、おおげさな改造とか改装をするわけではなく、要するに、宿泊用の3部屋をがらんどうにしただけのことである。
とはいえ、ベッドやテレビを処分するだけでも手間と大枚がかかった。なにしろ、モノは買うときも捨てるときも金がかかる。
捨てたいけれど捨てなかったのはソファーベッドで、ベッドのマットレスを処分するにもえらく金がかかるのに、その数倍も重いソファーベッドなんていくらかかるかわからない。
ソファーベッドは開業したときに安物を2台買った。ことに1台は安物だけのことはあって、最初から座り心地が良いとは言えなかったが、経年でバネが弱り、座ると尻が床まで達しそうになる。こんなことでは、いずれお客さんが、座ったはいいが、二度と立ち上がれなくなってしまう。
金をかけずに処分するには、分解し、市指定のごみ袋に分別して捨てるしかない。そんなこと早くやればいいのに、決心したのが、今年最高の気温になろうという昨日。大汗をかいて1日がかりで分解した。しかし、その後に飲んだビールは、ここ数年にない美味であった。
必要のないソファベッドがジャマだった1人部屋には、食堂にあったテーブルをぶった切って勉強机のようにして置いた。この部屋はトイレに近いし、争奪戦?になるに違いない。おおいにご利用ください。
|
|
|
|