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恵比寿ガーデンプレイス・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/09(日) 03:18
.gif / 2.3KB 昨日の仕事帰りの4時半ごろ、スカイウオーク(動く歩道)を出ると前方の恵比寿ガーデンプレイスには大勢の人でごった返していた。何かイベントでもやっているのだろうか、何しろクリスマスの時のような人出である。そういえば今年10月で開業30年を迎えることもあり、何かとイベントを開催して集客に努めているのかも知れない。

私がここドクダミ荘に引っ越した頃、ここは恵比寿ビール工場があるだけで、ビール好きが訪れるぐらいで若い年齢層の人たちは殆ど見かけることは少なかった。ガーデンプレイスが出来る10年前の話である。
駅ホームは改札口より高いところにあり、川岸の土手のようなホームに切妻屋根がかかっているという田舎を思わせるごく普通の恵比寿駅だった。

今日は1ヶ月振りにガーデンプレイスタワー内にある散髪屋さんに行く予定なので、あの賑わいの正体を突き止めようと考えている。この床屋さんも、ここに引っ越す前は白金方面に行くバス通りにあったのだが、タワー開業と同時に引っ越して来て、今はヘアサロンという洒落た名前に変わった。
散髪が終われば、1階にあるコーヒーショップ・クリエで読書をして本日の私のミッションは終了となる。さてテルモスを持ってロングウオーキングに出かけるとしよう。【20240609(日)】


茜屋珈琲店・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/08(土) 03:11
.gif / 2.3KB 茜屋珈琲店と言えば、珈琲好きの方なら知っている人も多かろうと想像する。もともとは三宮駅(兵庫県)近く、旧いビルの2階にあったのだが、旦那さんが大阪心斎橋の大手百貨店の隣に船越珈琲店として確か1969年に新装開店した。

当時の私は大阪支社転勤を命ぜられ、地下鉄心斎橋駅から徒歩5分の支社に通勤していた。転勤したばかりで親しい同僚もいなかった私にはこの珈琲店が唯一ゆっくり寛げる癒しの空間でもあった。仕事帰りや昼の休憩時に通い、クラシック音楽が流れる店内のカウンター席の隅でデザインされた洒落たコーヒーカップ(大倉陶園製カップということを後に店主から聞いた)で飲むのではなく頂く感じ深煎り珈琲は最上の喜びだった。そしていつからだったか店名も「船越」から「茜屋」に変わった。

白シャツに黒の前掛け、そしてメガネが良く似合う店主の本名は船橋精一郎さんと言って、とてもダンディな方だった。東京本社から転勤して来たことを知った店主は、お客さんの少ない時は良く世間話をしてくれた。
ある時、カウンターの隅に「珈琲野郎」とタイトルの付いた出版されたばかりの本があったのを見てさっそく本屋さんで購入し読むことにした。読み終えて「マスター、本を読みました」と言ったところ「有難うございます。本のカバーが気に入らないのでこれに替えて下さい」と店の入り口を新しくザインした白黒のカバーを頂いたこともあった。(本来はカラー刷りで店主が描かれてあった)

3年ほどして本社に戻り数年の後、都内の銀座、六本木などに数店茜屋珈琲店がオープンした。その後、船橋夫妻は終の棲家として軽井沢に移住して茜屋珈琲店を開業、代官山に住んでいたとき、オーナーが軽井沢に行こうと誘ってくれた際、茜屋珈琲店に寄ったところ私のことを覚えていてくれたのが嬉しかった。という、話せば長い茜屋珈琲店にまつわる物語である。【20240608(土)】


朋遠方より来る・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/07(金) 04:11
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今週の仕事休みは昨日の1日だけで、6日間のうち5日間の仕事はシルバーとしては珍しい。まだまだ体力がある分、肉体的にはなんら問題はないが、精神的、気分的には気に入らない。
このご時世に仕事がある分ましな方で、嫌だとか言っている場合ではないが、気分がすぐれないのは致し方ない。(笑)

こんなとき、山形県庁に勤務する友人のI氏から、「日帰り仕事で上京するので、午後2時以降、時間があればお茶でもどうだろう」とこれまたタイミング良く連絡が入る。環境省への陳情で上司ら3名で上京したとかで、それならばと、環境省からも近い日比谷公園の大噴水前で待ち合わせた。
日比谷公園を訪れたのはいつ以来だろう。大噴水前の両側は改修工事中で高いフェンスに囲まれていて,日比谷花壇(花屋さん)の隣にあったテラス席の喫茶店も閉じられていたので、お茶ならぬおちゃけ(酒)に切り替えることにして銀座サッポロに案内する。やっぱり昼からの生ビールは旨い。

2時間ほど情報交換すると以外にも来週山形県へ出張を考えていた私に朗報が入った。
12日(水)は、戸沢村役場から庄内町での会議、13日(木)は午前中に山形県庁で観光課の担当者(良く知っている方らしい)を紹介してくれた上、同席もしてくれるという。願ったり叶ったりというのはこういうことを言うのかも知れない。
〆は歌舞伎座のお隣にある洒落た珈琲店茜屋の旨い珈琲を飲んで散会する。明日のコラムはこの茜屋珈琲店にまつわるコラムにしよう。https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13026080/ 【20240607(金)】


ハギ(萩)の花が咲いた・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/06(木) 03:04
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一般にハギと言えば、山ハギを指し、秋の七草の代表花でもある。
臨時職員として働く大学の植え込みには早くも山ハギが咲きだした。
花期は6月から9月だから咲いても何ら不思議ではないのだが、季語としては初秋から秋となっている。

5年前、大学で働くようになったとき、ハギが植えられている場所は石積みの上にぼうぼうとした藪の中にあったのだが、その藪を綺麗に手入れして、毎年花が終わった晩秋に剪定するようになったら、見事な花を咲かせるようになった。今では幅3mぐらいまで広がり道行く人の目を楽しませてくれる。

長く造園コンサルタント事務所に在籍していたが、あまりハギの名所などを見る機会が少なかったが、山形県の内陸(山形市)と海側(鶴岡市)を結ぶ古道、六十里越街道にある注連寺には大ぶりで見事がハギが植えられていた。余談になるがこの寺は作家森敦の「月山」に登場する寺としても知られている。
― 一家(ひとつや)に 遊女もねたり 萩と月 ―芭蕉
(同じ宿に偶然にも遊女も宿泊している。宿の庭には月の光に照らされて萩が咲いている。)【20240606(木)】


梅雨入りが遅い・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/05(水) 03:03
.gif / 2.3KB 昨日の天気予報を見ていたら、今年の梅雨入りは遅いらしい。
こうなると温暖化の影響で空梅雨になるのかどうか、逆に心配になってくる。昨年は6月8日が梅雨入りで、明けは確か7月22日だったような気がしたが、私のダイアリーには“蒸し暑い”という言葉が何度も記されていた。

梅雨の花と言えば“アジサイ”だが、大学に植えられているアジサイは数株だけ咲き始めた。キャンパス内の目立たない場所に花付きのいい2株のアジサイがあったのを一昨年、そのうちの1株を詩人と二人で人通りの多い目立つ場所に移植したら昨年上手く咲いてくれた。
昨年の暮れから今年にかけてもう1株を移植したかったのだが、タイミングが悪く移植出来損ねたので、今年の暮れから春にかけて今度はしっかり移植しようと考えている。

―紫陽花や 帷子時(かたびらとき)の 薄浅黄(うすあさぎ)―芭蕉
(むかしも今も人々が梅雨から初夏の訪れを、花や衣服を通じ日々感じていたことを、私たちに教えてくれます)【20240605(水)】


ディゴの花が咲いた・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/04(火) 03:04
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♪でいご〜の花が咲きぃ〜〜♪  THE BOOMの「島唄」を思わず口ずさみたくなる。
南国でもないのに、ここ目黒川沿いにある親水広場にアメリカディゴの花が咲いた。ランタナやブーゲンビリア、ハイビスカスなど熱帯の植物が都内でも育つようになったのはいつ頃からなのだろうか。

このディゴの赤い花を同じランドスケープ仲間の故ササキさんが名刺にデザインしていた。
秋田生まれのササキさんは寒いところが嫌いで暖かい沖縄地方の仕事をするようになり、沖縄にも事務所を構えたりして、私の会社挙げて良くリゾートの仕事を一緒にやったことがあった。
一番の思い出はサイパンのホテルのランドスケープの仕事で、佐々木さんが10日間ほど東京に帰らなければならなくなり、わが社が現場責任者として代行したことがあった。ボスが現場の指揮を執り、後半には私も現場に行き、何とか仕事をやり切ることが出来、完成式典に呼ばれたこともあった。

毎年このディゴの花が咲くとササキさんのことを思い出す。
生前、暮れになると秋田名物のハタハタ寿司を送ってくれた、あの頃が懐かしい。【20240604(火)


終日断捨離に励む・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/03(月) 03:18
.gif / 2.3KB 昨日の朝は雨だったこともあり、朝食まで溜まった新聞記事の切り抜きから引き出しの中にたまった写真や葉書&手紙類の断捨離を行い、雨の上がった午前中にはガーデンプレイス内のコーヒーショップ・クリエで読書に耽り、11時からはMLBドジャース4x-1ロッキーズ戦を観戦しながら断捨離を継続する。お陰で本棚の1列分が綺麗に片付きホッとする。

断捨離したいのはまだまだあって、NPOを始めて今年で通算18年(任意団体4年、法人化14年)、これまで源義経、イザベラ・バード、松尾芭蕉、清河八郎、白洲次郎などの偉人の足跡を追って調査・検証してきた資料を時系列でファイルしてきたが、順序が少し狂っている部分の整理や、蔵王国際トレランや六十里越街道トレランなど、スポーツイベントなどの資料も整理しようと考えている。
私の人生が終わったら誰か引き取って貰えるのか、それとも私自身の手で処分するのかは別として、きちんと整理をしておかないとどうも気分が悪い感じがして落ち着かない。

時々ファイルを開いてみると、思い出がたくさん詰まっていて飽きないから不思議だ。
NPO会員の仲間と一緒に舞台となった山形には良く通ったものだと我ながら感心する。資料もそうだが。コンペにも参加し、西川町では「優秀賞」、山形県ではグランプリを逃したものの「公益大賞」も受賞した。
素晴らしい仲間と地方の活性化に向けた活動が出来たことが何よりも嬉しい。あと少し頑張りたいと考えている。【20240603(月)】


雨の日曜日・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/02(日) 04:55
.gif / 2.3KB 昨日夜から降り続いた雨は今朝になっても止まず、折角早起きして2日連続のロングウオーキングをと勇んでいたのだが中止せざるを得ず、NPOまちネット通信を会員の皆さんにメール配信し終え、こうしてなんちゃってコラムのキーボードを叩いている。
コラムをアップしたら、珈琲を淹れてTVニュースを見ながらしばしの休憩、おっとその前に筋トレをしなきゃ・・・

昨日は宣言通り、20kmのロングウオーキングをこなし、途中代官山蔦やスタバでドーナッツ&ソーセージパン(でいいのかな)+カフェラテでモーニングをロングのご褒美として頂く。
この場所はむかし、朝倉家の広大な屋敷だったため、樹木も多く、特にケヤキの大木それも株立ち(根元から数本伸びる)は珍しく、そのケヤキを残しながらヒルサイドテラスが建てられている。建物群も低層で、樹木の中に隠れるように配置されているので、洗練されたまさにヒルサイドテラスという言葉がピッタリな街でもある。むかし住んでいた住宅は駅から徒歩3分ぐらいの場所で、元は高級料亭(写真を持っている)だった。(それ以前は殿様の邸だったらしい)

今日はあいにくの雨、ルーティン通り朝食の後は書斎での読書、そしてMLBドジャースvsロッキーズ戦を観戦応援、先発山本投手を2番大谷選手は援護できるのか、楽しみである。【20240602(日)】


6月に入った・・・ [ RES ]
クマジィ 2024/06/01(土) 03:09
.gif / 2.3KB 2024年も6月に入り、残り半年となった。
歳を取ると月日の経つのは早く感じられるというが、特に大きな出来事があったわけではないが、言われてみれば確かにそんな気がしないでもない。毎日軽い運動をし、仕事のときは一生懸命働き、休みの時は読書をしたり、近所をうろついたりするだけの生活を繰り返しているだけなのだが、こういう生活をあと半年も繰り返せば2024年が終わり、また新しい年を迎えるということになる。

楽しみはMLBドジャースのショウヘイさんの試合を観戦することや旨い珈琲を飲みながら読書に耽ることに加え、たまにはスキー仲間と昼からお酒を少々と旨いものを食べながら雑談に耽ることぐらいしか思い浮かばない。まあこれはこれで満足しているのだから、こういう生活も捨てたものではない。
先週、珍しくアトレ恵比寿有隣堂書店に2冊の本を注文したところ、在庫がないのでお取り寄せになるという。時間はたっぷりあるのだから1週間ぐらい待っても何ら問題ない。

梅雨にはいるが、これこそ晴耕雨読の心境かも知れない。
昨日は台風の影響で早朝ウオーキングは中止となったが、今日は土曜日で仕事も休みなので、久しぶりにロングウオーキングをして、帰りにはご褒美として代官山蔦やスタバでモーニングコーヒーでも頂くことにしよう。大きなガラス窓の外に植えられている新緑に染まった大きなケヤキを眺めながらの珈琲は格別なものがある。【20240601(土)】


読書日記―15 [ RES ]
クマジィ 2024/05/31(金) 05:26
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台風一号が接近中で、夕べからの雨は午前5時現在、激しさを増している。これで若葉の季節は梅雨の季節へと移り変わり、緑は一層の濃さを増していく。
昨日「ユウスゲ」の育ち具合を見たが、順調に育っていたので、支柱を添えてやったり、アブラムシが茎にビッシリついていたので、さっそく薬剤を散布してあげたりの作業をした。

●藤田 宜永著:「和解せず」 光文社文庫

【クラシック音楽のプロモーター・伊木章吾は、絶縁状態にあった大物政治家の父親の通夜に赴くが、参列を拒否される。その直後、章吾が招聘したチェロ奏者が逮捕され興行は中止に。さらには同業プロモーターの殺害事件、弟と妹に起きた不正献金疑惑と、次々と困難が降りかかる。そこへ現れたかつての恋人・美香子。孤独のなかに生きる男の愛は、どこへ向かうのか!?―本の紹介よりー】

自分の生き方、って何だろうと考えてみたことは無いことは無いが、本作品の主人公のように生きることはなかなか難しい。ただスポーツや歴史・文化を(スキー&トライアスロンなど)を通じてまちの活性化が可能なんじゃないかと五十代の中頃から芽生えてきたのははっきりと覚えている。
主人公は音楽プロモーターとしてクラシックを広めていこうとしているが、音楽とは別に親、兄弟、息子との確執に翻弄される。自分の生き方なんて一人でやろうとしてもそれは無理というもので、いかに社会と折り合いをつけて自分のたてた目標に年を積み重ねながら見つけていくしかないのではないだろうか。やっぱり藤田作品は面白い。【20240531(金)】




 
 


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