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技術士試験に合格するのも悪くありませんが、それよりも、ここ はひとつ自営独立を考えてみませんか。一生懸命に受験準備をして も、どうせ採点者はビールでも飲みながら「まったく、どいつもこいつも同じようなことを書きやがって・・・」などと呟きながら採点しているのでしょう。 ただ、一匹狼で成功するためには周到な準備が必要になります。そこで、小生の経験が少しでも役立てばと思い、記述してみようと思います。 ただ、この掲示板の趣旨に反するようでしたら削除してください。
〇自分の技術の商品価値を把握すること。 自分の技術力(顧客に満足してもらい、かつ利益があげられるか)を把握しなければなりません。その為には、社員として担当する業務について工程表と原価計算を一定の期間実施する必要があります。 例えば、年間に1,200万円の売り上げを目標とするならば、下請け率を6割とすれば元受けの受注金額は2,000万円になります。500万の仕事を年間に4件こなさなければなりません(一式の丸投げの受注)。諸経費込みの日当を一日4万円として会社とは別に原価・工程管理を二年くらいする必要があります。一部外注した場合は、その経費を算入しなければなりません。 〇一年分の生活費を準備すること。 順調に受注があっても、入金は半年か八か月か先になります。その準備をする必要があります。 〇設計資料の準備。 各種の基準図書、手引き、その他諸々の現在勤務先で使用している設計資料、メーカーの技術資料などなど折に触れて買い求めたり、メーカーかに二部貰ったりする。 〇当たり前ですが、PC、プリンター、各種のソフトを準備する。
〇最も重要なのは、自社の営業マンと良好な関係を築くことです。独立したからといって飛び込みで営業しても、なかなか受注には結びつかないし、まして一式の丸投げの仕事など最初から受注するのは難しいでしょう。 勤務先の営業マンから他社の営業マンに宣伝してもらうのが一番効率的です。また、最初は部分的な下請けでも我慢して誠実に実施し実力を認めてもらうことが重要です。 〇入金したら必ず入金額の一割を定期預金に回す。税金のためと設備投資など、それから受注が思わしく無いときのため。 〇とにかく行き届いた仕事をすることです。納品後もそのままにせず、役所の担当者、元受けの担当者に設計成果に問題がなかったか、修正・加筆する箇所はなかったかを聞くことが重要です。 〇利益が上がる仕事をするためには、計画段階で役所の担当者に行き届いた検討資料を提供し役所の担当者との信頼関係を築くことだと思います。 〇厚生年金をそのまま続けることは大事です。 〇税金、なにが又どうやれば経費として計上できるか知ることも必要です。 〇会議・部下の指導、メーカーの営業マンの応接など無駄な時間が無くなりますから、驚くほど能率が上がります。 〇自己管理が必要です。早朝に起床してジョキングで気分転換をしたらよいでしょう。グッドラック。 〇上手に税金対策をすれば、可処分所得はサラリーマンよりずっと多くなります。 お粗末さまでした。
..2020/07/13(月) 07:08 No.16206
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