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       へたうま工房の詩

片寄りをもって 人は生きる  そのわずかな違いが時に個性と呼ばれる  
すぐに答を求めてはいけない 
待つこと・・・人生に結果があるとしても 別解というものがこの世にはあるのだ 
自分を見つめる力 中腰で 耐える力 待つ力 ステレオタイプなヒーローに目を眩まさなたりしなければ 
思いもしなかったような誰かに いつか出会うことができる

幻想を抱いて人は生きる その小さな重なりが時に恋と呼ばれる   
すぐに答えを求めてはいけない 
待つこと・・・人生に別れがあるとしても新たな出会いがこの世にはあるのだ 
自分を 見つめる力 中腰で 耐える力 待つ力 ステレオタイプな愛に 目を眩まされたりしなければ 
想像もしなかったような幸せに きっといつか 出会うことができる

狂気をもって 人は生きる そのわずかなずれが 時に 志と呼ばれる 
 すぐに答えを求めてはいけない 
待つこと・・・人生に誤解があるとしても沈黙という手がこの世にはあるのだ 
自分を見つめる力 中腰で耐える力 待つ力 ステレオタイプな知性に目を眩まされたりしなければ
 予想もしなかったような和解にいつか出会うことができる


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 陶芸は土が炎の洗礼を受けて生まれ変わる転生芸術である。
それはあたかも1つの宇宙が超新星となり、その構成物質が焼き尽くされ
新たな宇宙となる輪廻のごとき因果律に似ている。
老いも若きも陶芸に魅せられるのは、その因果律を
タナゴコロのうちに感じるからである。
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 ◆ ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い     [返信] [引用]

 

私=蒸気河岸の先生−作者本人。浦粕町に下宿し、売れない小説を書きながらこの町の住人の生態を観察している。したたかな住民たちと小説家の交流録というスタイルと一人称で語られた小説です。
登場人物がすごくたくさんいますが、


芳爺さん−−−「大蝶」の倉庫番。私に「青べか」を売りつける。
和助−−−−−釣舟宿「千本」の主。
鉄なあこ−−−和助の長男。
おかず−−−−和助の長女。
おすみ−−−−和助の二女。
久−−−−−−和助の二男。
長太郎−−−−釣舟宿「千本」の三男。小学三年生。長≠ニ呼ばれ私の数少ない理解者。
おしづ−−−−和助の三女。
倉なあこ−−−船宿「千本」の船頭。気のやさしいおとなしい男。
おきぬ−−−−「千本」の女中。
高品さん(柾三)−浦粕の名家の長男。中・商紙に勤務。私の良き理解者。
きん夫人−−−高品さんの妻。
おりき−−−−高品家の女中。
とみちゃん−−高品家の女中。銀ちゃんと関係を持つ。
助なあこ−−−大蝶丸の水夫。純情な男でお兼に惚れる。
お兼−−−−−「大蝶」の持つ缶詰工場の雇い女。浮気性の女。
しっつあん−−−お兼の夫。怠け者。お兼の浮気相手に酒をせびる。
水汲みばか−−魚屋「魚辰」の主人。一日中水を汲んでそれを使うことに時を使っている。
若い女−−−−水汲みばかの妻。主人にかわり店を背負っている。
五郎−−−−−洋品雑貨店「みその」の息子。嫁に逃げられる。
ゆい子−−−−五郎の最初の嫁。砂のバリケードを作る。
安なあこ−−−五郎の友人。
わに久−−−−消防組長。
ささやん−−−あだなが兵曹長。妻と四人の子を一度に失う。
繁あね−−−−両親に捨てられ妹とホームレスのような生活をしている。
源太−−−−−繁あねの父。鱸(すずき)釣りの名人。釣船を失い自暴自棄になる。
扶原支配人−−「大蝶」の支配人。
助二郎−−−−漁船の持ち主。源太を雇う。
おたつ−−−−「若松」という小料理屋の女。
柏権十郎−−−芝居の親方。
森さん−−−−浦粕座の小屋主。
赤痣の男−−−石灰工場で働く新参の雇い人。
おせい−−−−ごったくやと呼ばれる小料理屋「澄川」の娘。「かも」の客をてだまにとる。
おかっちゃん−−芸妓。「かも」の客にたかる。
女主人−−−−おせいの母親。「澄川」の女主人。
かもの客−−−金をちらつかせて女を口説こうとする。
富なあこ−−−砂について哲学的に語る。
元井エンジ−−葛西汽船の七号船の水夫。あだなはもくしょう=Bおさいとの仲を噂される。
おさい−−−−雑貨と洋食屋兼業の「臼田屋」の二女。
はるみ−−−−おさいの娘。
ふじ−−−−−もくしょうの女とおさいに誤解される。
勘六−−−−−五色揚げの店「朝日屋」の亭主。博打好きで妻のあさ子と夫婦喧嘩が絶えない。
あさ子−−−−勘六の妻。博打好きで「朝日屋」を一人で差配している。
杉さん−−−−理髪の渡り職人。あさ子と関係を持つ。
若い巡査−−−「朝日屋」の営業のことであさ子に言いくるめられる。
看視人−−−−貝を盗む人を看視している。
末吉エンジ−−夫婦で倹約生活をし、吝嗇と噂されている。
吉さん−−−−漁師。
幸山船長−−−東湾汽船の船長。四十余年船長として働く。雑貨屋の娘お秋に恋する。
お秋−−−−−「大叶屋」の娘。幸山船長の心の恋人。
波木井船長−−東湾汽船の三十六号船の船長。あだなはブル船長=B
若者−−−−−浦粕の宗五郎になるとアジ演説をする。
秋葉エンジ−−浦粕の宗五郎に感動する。
源さん−−−−漁師。
野口エンジ−−三十二号船の機関士。
銀ちゃん(公)−−三十二号船の見習い水夫。美少年で女にもてる。
お吉−−−−−?
おつゆ−−−−安田屋の女
私服警官−−−博打を取り締まるが銀公にけがをさせてしまう。
おはま−−−−寄席の「根戸川亭」の女。
おすず−−−−船宿「野口」の娘。魅力的だが、****の噂だった。
おつゆ−−−−綿屋の娘。
平井エンジ−−二十三号船の機関士。
増さん−−−−漁業組合の雑役。あだなは「家鴨」。若い時は乱暴者だったが、今は妻のきみのを大切にしている。
きみの−−−−増さんの妻。足が不自由。
お花−−−−−てんぷら屋「天鉄」の娘。
平二郎−−−−年老いた漁師。
栄子−−−−−小料理屋「喜世川」の女中。岸がんと心中事件を起こす。
岸がん−−−−売薬「峰岸屋なにがし」の外交員。栄子と心中する。
杉田春−−−−東浦バス会社の会計主任。
留さん−−−−渡船三十六号船の水夫。金が溜まると悪い女にいれあげる気の良い男。
お秀さん−−−留さんの女。性悪で留さんをさんざん利用する。
仁公−−−−−三十二号船の水夫。
平助−−−−−二十九号船の水夫。
荒木さん−−−大蝶丸の船長。
正山さん−−−大蝶丸のエンジナー(機関士)。
増山さん−−−町役場職員。
房なあこ−−−?
秋屋エンジナー−機関士。
大伍船長−−−船長。
おたま−−−−籠屋の娘。小学三年生で長≠ニ同級生。
かんぷり−−−長≠フ同級生。
井内蝶二−−−少女雑誌の編集長。
山本酒落斎−−私の恩人。
彦山光三−−−私の知人。
彦山夫人−−−彦山光三の妻。
秋山青磁−−−小西六社員。
森谷文吉−−−?
宮田新八郎−−アサヒグラフ編集。
木村ふみ子−−作者の原稿整理係り。


..2020/06/24(水) 01:14 No.16143
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

読書会なので文庫本を拾い読みしながら進めたいと思います。
私も手元に文庫本がないので明日買ってきて再読してから読書会を始めたいと思います。


..2020/06/24(水) 01:18 No.16144
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=嗤うセールスマン     [引用]

 

まずはこの物語は山本周五郎のデビュー作で半自伝的物語です。舞台は浦安、今の千葉県にある小さな港町です。山本周五郎はここで、青べか物語を執筆したのです。ですから、ほとんどの登場人物は実名に近いだろうし、ましてやあだ名はすべて本物だったと思われます。地元の人たちは小説なんか読まないし小説家という職業すら軽蔑の対象でしかないのです。

..2020/06/25(木) 09:37 No.16148
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

小説を書くために会社を辞めるなんて、狂気の沙汰というのが地元民の総意です。長太郎−−−−釣舟宿「千本」の三男。小学三年生。長≠ニ呼ばれ私の数少ない理解者。なのです。
−作者本人とストリックランド かたや小説こなた絵と目指すことは別ですが、生き方がそっくりですね。しかしこの当時はこれしか選択肢がなかったのですが、現代は違います。芥川賞受賞の売れっ子作家も漫才師をやめていません、
 今や時代は契約社員時代に突入しているので9時〜17時勤務も可能です。17時からは小説家として入れる売れないに関係なく小説を書くことができます。藤沢周平はプロの小説家になってからはサラリーマンのように9時〜17時を仕事の時間に充てていました


..2020/07/02(木) 01:53 No.16181
 ◆ Re:ハヤブサネット読書会= 青べか物語     ++ 風の魔法使い=杜ハヤ首謀者     [引用]

 

さて、今日こそ青べか物語を買ってきて再読します。

..2020/07/02(木) 01:59 No.16182








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