あんこう椿 ..2009/08/17(月) 11:31 No.207 |
| ◆ コロまゆさん
お嬢さん、もう高校3年生なんですね。 それでは受験で大変なんでしょうか?頑張ってくださいね。
ウチは来年中学受験ですが田舎だし中高一貫の公立高校なので、 大都会に比べれば…という感じですが、さてどうなるか… 最近、塾の実力テストの結果を見て我が子の全国レベルの実情を知り 「やっぱりこんなもんなのね」と現実の厳しさに感じ入っております(笑) まあ、娘には「まだ先は長いんだから気楽にね」と言ってますが。
宇治の源氏講座は、源氏と葵でしたか! 葵といえば、やはりで源氏の無理やり(//////)と六条御息所の生霊の 部分で物語前半のクライマックスですねぇ〜 期待する気持ち、わかります。 でも、普通の古典の講義&老人会だったのですか…う〜ん お年寄りほど艶めいたお話の方が楽しいのではないかと思うんですけど (今日の日記も参照してみてね。ふふ♪) きっと、講師が堅物だったのね。 瀬戸内寂聴の源氏講義は、かなりスゴイらしいですけどね。 (下ネタも満載とか)
>当時は一夫多妻制と言うよりは一夫一妻多妾制だと頻りに主張
そうそう、私も「一夫一妻多妾制」という言葉を知ったのは、 源氏物語の研究者の本からでしたから、もしかしたら同じ先生なのかも。 女性の地位が比較的高い社会では「一夫一妻多妾制」になるんでしょうね。 古代ヒッタイトも同じ。 比較してオスマン・トルコとかでは、どんな奴隷女が産んでも全部平等に王子様。 確かサウジアラビア王国も初期の頃は(18世紀)そんな感じだったとか… 母親の身分で息子に差はつかなかったようです。
瀬戸内寂聴の本は何冊か読みましたが、私もなんとなく違和感がありますね。 おっしゃるように「仏教に身を置く作者の見解」のせいかも… 出家する前の瀬戸内晴美時代の作品(「美は乱調にあり」とか「かの子繚乱」とか) を読んでも、やっぱり違和感ありですね。 なんとなく寂聴ってもともと女性的というよりは、男性的な気質の大きい人 なんじゃないかなという気がします。
源氏翻訳本では、誰のが良いのでしょう? 田辺聖子は読みやすいと思いますが親しみやす過ぎるかも… 円地文子は格調高いですが意訳が多いらしいですね。 谷崎と与謝野は古すぎて文章が難しい気がして(よって読んだことがない)
「男が女を盗む話」の本は、まだ完全には読み終わっていないまま放置していますが、 確か「結局、略奪された女は不幸な身の上で終わる」というような見解だったような…
そこで考えるとなにか不思議な感じもしますね。 略奪されて実家とは疎遠な紫の上は「一の人」と賛美されたものの、女三宮に正妻の座を 奪われて、出家もおもうままにならず、失意のうちに寿命を縮めますが、宇治十条では 同じように匂宮に略奪された浮舟は薫君を拒絶し自ら強硬に出家することでかえって 心の平安を得たりしています。
トワイライトですが、第2作は私の家の近くの映画館では 上映しないことが判明しました。 そのころは、まだ遠出できる状況ではないので、 第2作もDVD販売まで待たないといけません(ショック〜)
チェーザレの今度の新刊は5巻だったかしら?情報、ありがとうございます。 さっそく買いに行って貰いますね。
長い入院中は、けっこう鬱々とした気分で過ごしておりましたので、 自宅に帰ってネットでもおしゃべりする相手がいると楽しいものです。 人間って、他人と交流することが大事なのね、って改めて思ったりしています。 今度健康になったら孤高の人を気取らず、もっと周囲に愛想よくしようかなと思っています。 だから、BBS書き込みは嬉しいのですよ。どうもありがとう。
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